「天才詩人に挑戦したディカプリオの演技力とその姿勢」太陽と月に背いて Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
天才詩人に挑戦したディカプリオの演技力とその姿勢
若手人気ナンバーワンのレオナルド・ディカプリオが詩人ランボーを演じた文学映画。ランボーの役は、以前テレンス・スタンプが演じた「ランボー/地獄の季節」(1971年)が印象に残っている。内面に才能を秘めた天才を演じるのは難しい。スタンプが32歳で演じたものを、人気に阿ることなく演技派のディカプリオが21歳で挑戦するところに意味がある。100年前の物語でも、ディカプリオのランボーを観ていると、現代の若者の無軌道さに通じるものがあり興味深かった。ただ、感動はない。
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