タイトロープのレビュー・感想・評価
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悲しいくらい古びちゃってるな。王道から外れた新しい事をやろうとして...
悲しいくらい古びちゃってるな。王道から外れた新しい事をやろうとして、かと言って振り切った破天荒もやれず、結果全体の印象を中途半端なものにしちゃってる。特に一流俳優+スタッフのサスペンスで顕著な傾向だと思う。イーストウッドをエロ刑事にしても、凡庸なストーリーはどうにもならなんよな。
思った以上に魅せられた。
正直シンプルで見慣れた退屈な物語だと思って見始めたがなかなかどうして、早いテンポと明確な犯人の目的によって追い込まれていく主人公の緊張感が画面を通じて最初から最後まで良く伝わってくる。二時間があっという間の佳作である。
節度ある小品
イーストウッドがだらしなく快楽にハマるのも、失われない節度があってなんかいいっすよね。しかし娘をよくこんな映画に出したなと。ボッキ!て
関係持った女性や身近な人間を狙わられているのを知りながら、暴漢対策の女性とデートしている間抜けさはチャーミングだ。
セリフひとつひとつがかっこいい。
一応、ハラハラドキドキはさせていただきまましたが、何か期待していたような意外性とかどんでん返しは特にありませんてした。
でもイーストウッドのセリフひとつひとつがオシャレでかっこ良かったです。
ただエロいだけの駄作
内容がつまらないので、ちょこちょこエロい場面を入れたり、可愛いロリっ子を出したりして男の鑑賞者になんとか満足してもらおうという、最低な映画。サスペンス映画としては『羊たちの沈黙』のような「本物」の足元にも及ばず、エロを貫く潔さ、格好良さという点ではAVやAV女優に完敗している。
この作品は銃をバンバン撃つような内容ではないが、この時期の作品を後にクリント・イーストウッドは『ミスティック・リバー』の際のテレビインタビューで「銃をバンバン撃つような刑事ものには飽き飽きしていた」と述べており、ようするに出ている役者もつまらない、観る客もつまらない状態なわけだ。飽き飽きしているなら出るなよ!結局、金貰えるから出てたんだろうが。
クリント・イーストウッドはアメリカで日本車が売れまくってアメ車が売れなくなったとき、『グラン・トリノ』というオナニー以外の何物でもない作品を作り、最低なチンピラが乗る車をわざとホンダ車にした。本田宗一郎に対する敬意など微塵も無い。
『パーフェクト・ワールド』もひどいオナニー映画だったし、やたら評価が高い『ミスティック・リバー』は、明らかに「銃をバンバン撃つ映画に出ている、知的じゃない人」というイメージからの脱却と映画賞を露骨に狙いにいった作品なので、俺は評価していない。もちろん、あの映画の3人のメインキャストの演技は最高に素晴らしいが。
味見する刑事
イーストウッドの娘も出演している、良作サスペンス。
娼婦の連続殺人。主人公の刑事は風俗店へ聴き込みに行くが、そこで体験(味見?)もするが、関係を持った女性が殺され始める…という内容。
って、そんなエロティックな作品に娘を出すかねぇ~
まぁ、なかなか楽しめるサスペンス作品でした(^^)b
怪しげな雰囲気を作ろうとしているがそうたいしたものではない
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
娼婦が殺されて、刑事が性風俗の世界の捜査の過程で異常で怪しげな世界にはまっていく。犯罪の異常性と性風俗の怪しげな魅力とで怪しげな雰囲気を作り出そうとしているのだが、演出は直接的ではなくて刺激としては弱い。捜査の謎解きが面白いわけでもなく、殆ど登場しない犯人に存在感があるわけでもない。色々と中途半端な作品にとどまっている。
無能刑事
自分がかかわった娼婦が続けて殺されても、
レイプセンターの女とデートしているやる気のない刑事。
「スリー・リバース」の飲んだくれ刑事のブルース・ウイリスの方が、
見ていて腹が立たなかった。
自分に関係のある女が殺されて、身内に危険が迫っているのも
気が付かないとは余程のアホ刑事だ。
おまけに同僚が二人も殺されてしまう有様。
こんな作品ではヒットしなかったのも当然です。
お得意の人間味ある刑事
クリント=イーストウッド制作のタイトロープ。
本人制作だけあって、彼のお得意のキャラクターです。
1984年制作だけあって、セットや仕掛けが若干ちゃちいところはご愛嬌。
せっかく舞台がニュー・オーリンズなんだから、もっとジャズで盛り上げてくれても良かったのでは。
クリントの走るシーンには笑えました。似合わない。あの走りじゃ犯人逃げちゃうよ。
そして最後に……
犯人、誰?
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