タイタニック(1997)のレビュー・感想・評価
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輝いていたディカプリオ
レオナルドディカプリオ扮するジャックドーソンは、出航前ポーカーでタイタニック乗船券を手に入れた。ケイトウィンスレット扮する破産寸前で政略結婚を仕組まれたローズも乗船していて、ジャックは見初めていた。ローズが自殺しようと船尾に立った時、ジャックが救った。
タイタニックを観るのは劇場を入れて確か4度目だが、吹き替え版は初めてだね。ふたりの出会いのシーン、船首で風を切るシーン、デッサンシーン、ローズの勇気など印象的な場面が多くて、レオナルドディカプリオが輝いていたね。
この映画なんでこんなに惹き付けられるのかと言うと、、
虚栄やプライドが引き起こした、悲劇
氷山にぶつかり船体が真っ二つに折れ、大勢の乗客が亡くなったという惨劇を、貧困層のジャックと上流階級のローズが出会い、恋に落ちるラブストーリーで回想という形で展開する事で、面白くも切なく、ドラマチックなものに仕上げられている。
脚本にBGM、タイタニック号の壮大さや、転覆に翻弄される描写の映像表現ともに秀逸で、何度見ても引き込まれてしまう。
政略結婚、救命ボートの取り合いなど、節々で貧富格差の片鱗が垣間見られたが、安全確保やリスク回避を怠ったことでタイタニック号が沈没し、大勢の犠牲が出た事も、見栄やプライドがもたらした悲劇の連鎖の一端だったのだろうか。
いずれにせよこのラブストーリー自体はフィクションだが、実際には生死をかけた数多くのドラマがあったに違いない。
とても素晴らしい作品だと思う。…ただこれだけは突っ込ませてほしい…
ドガの踊り子にモネの睡蓮まで沈めたらアカン!!陸上にアルヨ!!!
キャメロン監督の最高傑作!
史上最大の海難事故
出会って数日間の恋
公開されたときに銀座の三原橋の映画館で見た。椅子も固くて長い映画だったから背中と腰がとても痛くなった。その映画館がなくなってしまって残念だ。昔ながらの映画館という感じで好きだったから。
久しぶりに見ていい映画だと思った。特にディカプリオがこんなに若い時から演技が上手い役者であるとは!ウィンスレットはまだ未熟な感じがした。彼女は年を重ねるごとに深い味わいがでてきてコメディエンヌもできるいい女優になったと思う。
キャシー・ベイツ(ミザリー!)の存在感が効いていた。「上流階級」の人々から成り上がりと陰口をたたかれてもいつも顔を真っ直ぐに上げて堂々としていた。特権であることを当然とせず、弱者に思いを寄せ、ジャックに手を差し伸べる彼女の演技に魅入られた。
貧富、階級、身分、情報、自由、愛情、思いやり、救助など様々な側面にある格差が豪華客船を舞台に上と下という空間、衣服、食事、客室、家具、調度品、パーティーの様子などから視覚的によく描かれていて素晴らしかった。最後まで演奏を続けた音楽家の姿と音楽には泣ける。
男性や家柄から自由になれない時代の女性を想う。ローズの暖かいベッドの脇に並んでいる沢山の写真ー飛行機の操縦、馬に乗るーから、ジャックとの約束を守ってローズが自由に強く逞しく生きたことが伝わった。
これぞ映画
やはり再び見ても面白くなかった
基本的に演技がひどいと思う。撮影する前の大道具小道具、それと映画が出来上がった後の宣伝費に予算を取られすぎていて演技に時間をかけることができなかったんじゃないだろうか?また脚本も全然上手く描けていないと思う。主人公が何をしたくて船に乗っているのか?それはできたのか?主人公がこれまでやってきたことと今やろうとしてることに対する葛藤とか愛の力でそれを乗り越えるところとか・・・ドラマというものが全く描けていない。このような出来の悪い脚本を渡されるとどんなに優れた俳優でも演技なんかできない。
これは当時爆発的に大ヒットしたが感動したのは全て女性だと思う。女性はラブロマンスが好きだからそれはそれでいいと思う。でも当時劇場ででそれに付き合わされた私は大変な苦痛を味わわされたものだ。それが今回のテレビ放送(もちろん英語で鑑賞した)で改めて確認できてよかった。
週替わり大作公開その4にして真打登場。でも劇場泣かせだったと思う
劇場公開時鑑賞。上映時間が長いと必然的に上映回数が減り、興行収入にはマイナス。それであれだけのヒットになるのだから。
ただとにかくDTSの同期が取れなくてフィルムを取り替えてもらってもダメで途中で諦めたりしてた。切り替わる時どうしてもノイズが入るのでクレームになるし。ロングランになってくると「他の映画もやれや」「観たい人がいっぱいいるのになんでやめるんだ」って正反対のクレームもあったし。色々疲れる作品でした。
映画自体はキャメロンの変態的なこだわり(小道具なども当時のものを用意するなど)に感嘆するし、群像劇の部分(楽団の矜持、老夫婦の愛情など)はとても感情を揺さぶられる。ただし、メインのストーリーは脱出部分で何故か引き伸ばすようなところがあり、もうちょっとうまくできなかったのかなあ、と引っ掛かりを覚えた。
あとは…俺様の『LAコンフィデンシャル』を差し置いて最後にアカデミー賞を掻っ攫いやがって許せん的な私怨(ヒイイ逆恨みコワイ)。
感動の名作
20世期最高傑作
タイタニック号沈没の悲劇を通して、貧しい青年と上流階級の娘、身分の違う2人の悲恋を描いた作品。
身分を超え、すべてを捨てて互いに結ばれる運命を選ぶ。この、ありのままの愛の形に憧れを感じた。
船首でのローズが手を広げ、ジャックが後ろから支えるシーンはあまりにも有名、本当に鳥肌立つ。
そして、ディカプリオが美しすぎる。最近は男らしさ、良い意味でオッサンぽさが出てるけど、この時の美青年っぷりは、惹かれてしまう…
タイタニック号の沈没、パニックの中で垣間見える人間の本性。キャルの突出した自分勝手ぶりにめちゃくちゃイラッときた。でも極限状態の中ではああいう人も出てくるし、内容を盛り上げるためのいいキャラだとも思った。
2人の永遠の別れのシーンがあまりにも切ない。胸が引き裂かれそうになった。
とても悲しい話だけど、彼女はジャックのおかげで、、自分らしく生きたんだなと幸せな気分にもなれた。
ラストでローズが周りの人に歓迎される中、ジャックと再開する夢のシーンでは感動が爆発した。
そして流れる主題歌で余韻に浸り、また感動。
スペクタクル大作でこんなに感動、涙腺ゆるゆるにさせられる映画はそうないでしょう。最高傑作だと思った。
私の聖書(バイブル)
ラブストーリー苦手の壁は超えられず。
タイタニック号に潜り込んだ売れない画家と、家柄は良いが没落した貴族の娘の出会い、恋、そして沈没までの物語。
美男美女のラブストーリーと聞いて、「絶対に見ない」と決めていたのですが・・・wowow放送のタイミングで鑑賞してみました。
90年代の映画とは思えない壮大はVFXは見事でした。鑑賞後にwikiでタイタニック遭難について調べてみましたが、上手に史実を交えているところにも感心しました。
ただ、現在と過去を映す手法は、個人的には好きではありません。少なくとも、ヒロインが生還することが冒頭で分かってしまうわけで、それはそれでどうなの?と思ってしまいます。
何れにせよ、周囲の高い評価程の感銘を感じることは出来ず・・・ラブストーリーはやはり私には合わない、と実感してしまいました。
素晴らしかった
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