タイタニックのレビュー・感想・評価
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キャメロン監督の最高傑作!
この映画は凄い映画だった。タイタニックの悲劇として知られる実話にラブストーリーを加えて、こんな風にまとめ上げるとは恐れ入った。完全にストーリーに引き込まれ、3時間の長さを感じさせず、見終わった後、席から立てないほど感動していた。豪華な船内、静寂の死者の海の表現、そしてジャックとローズの燃え上がるような恋とその終焉。ラストでわかるダイヤの行方。キャメロン監督、ほんとうに凄いよ。興行的にはアバターの方が上だったらしいけど、私の中では文句なしの最高傑作でした。
史上最大の海難事故
初めて見たのは、もう24年も前になる。
凄い映画との評判なのとキャメロン監督作品ということで。
素直な感想は
「疲れた。」
でした。
3時間という長さもだが、映像に迫力あり過ぎて。
今の感想は
「良かった。」
240億というとんでもない制作費は伊達じゃない。
沈没シーンは「本物?」と思えるほど。
ディカプリオのイケメンぶりが神がかっている。
ローズもなかなかの美人で役にはまっている。
ロミオとジュリエットをモチーフにしたラブストーリー。
私的には楽団員たちに涙した。
沈みゆく船にパニックを起こさないよう、最期まで演奏を。
立派な人たちだ。
出会って数日間の恋
公開されたときに銀座の三原橋の映画館で見た。椅子も固くて長い映画だったから背中と腰がとても痛くなった。その映画館がなくなってしまって残念だ。昔ながらの映画館という感じで好きだったから。
久しぶりに見ていい映画だと思った。特にディカプリオがこんなに若い時から演技が上手い役者であるとは!ウィンスレットはまだ未熟な感じがした。彼女は年を重ねるごとに深い味わいがでてきてコメディエンヌもできるいい女優になったと思う。
キャシー・ベイツ(ミザリー!)の存在感が効いていた。「上流階級」の人々から成り上がりと陰口をたたかれてもいつも顔を真っ直ぐに上げて堂々としていた。特権であることを当然とせず、弱者に思いを寄せ、ジャックに手を差し伸べる彼女の演技に魅入られた。
貧富、階級、身分、情報、自由、愛情、思いやり、救助など様々な側面にある格差が豪華客船を舞台に上と下という空間、衣服、食事、客室、家具、調度品、パーティーの様子などから視覚的によく描かれていて素晴らしかった。最後まで演奏を続けた音楽家の姿と音楽には泣ける。
男性や家柄から自由になれない時代の女性を想う。ローズの暖かいベッドの脇に並んでいる沢山の写真ー飛行機の操縦、馬に乗るーから、ジャックとの約束を守ってローズが自由に強く逞しく生きたことが伝わった。
これぞ映画
初めて観た頃は10代半ばの頃、ジャックとローズのような大恋愛に憧れた、時を経て久しぶりに金曜ロードショーで観たら、また違う魅力に気づき、語り出したらキリがないくらい、色んな角度から色んな目線で色々な立場から感じることのできる映画。そもそも時代背景が100年以上前だが、それにしても、今観ても全然古く感じない。
やはり再び見ても面白くなかった
基本的に演技がひどいと思う。撮影する前の大道具小道具、それと映画が出来上がった後の宣伝費に予算を取られすぎていて演技に時間をかけることができなかったんじゃないだろうか?また脚本も全然上手く描けていないと思う。主人公が何をしたくて船に乗っているのか?それはできたのか?主人公がこれまでやってきたことと今やろうとしてることに対する葛藤とか愛の力でそれを乗り越えるところとか・・・ドラマというものが全く描けていない。このような出来の悪い脚本を渡されるとどんなに優れた俳優でも演技なんかできない。
これは当時爆発的に大ヒットしたが感動したのは全て女性だと思う。女性はラブロマンスが好きだからそれはそれでいいと思う。でも当時劇場ででそれに付き合わされた私は大変な苦痛を味わわされたものだ。それが今回のテレビ放送(もちろん英語で鑑賞した)で改めて確認できてよかった。
週替わり大作公開その4にして真打登場。でも劇場泣かせだったと思う
劇場公開時鑑賞。上映時間が長いと必然的に上映回数が減り、興行収入にはマイナス。それであれだけのヒットになるのだから。
ただとにかくDTSの同期が取れなくてフィルムを取り替えてもらってもダメで途中で諦めたりしてた。切り替わる時どうしてもノイズが入るのでクレームになるし。ロングランになってくると「他の映画もやれや」「観たい人がいっぱいいるのになんでやめるんだ」って正反対のクレームもあったし。色々疲れる作品でした。
映画自体はキャメロンの変態的なこだわり(小道具なども当時のものを用意するなど)に感嘆するし、群像劇の部分(楽団の矜持、老夫婦の愛情など)はとても感情を揺さぶられる。ただし、メインのストーリーは脱出部分で何故か引き伸ばすようなところがあり、もうちょっとうまくできなかったのかなあ、と引っ掛かりを覚えた。
あとは…俺様の『LAコンフィデンシャル』を差し置いて最後にアカデミー賞を掻っ攫いやがって許せん的な私怨(ヒイイ逆恨みコワイ)。
感動の名作
名作のことでやっと視聴。
めちゃくちゃ素晴らしい映画。前半はラブストーリー後半はハラハラサスペンス。どちらも好きな私にはとても満足出来る映画。
テンポも良いし3時間だけど全然飽きない。そして見終わったあと喪失感…2、3日は余韻に浸れそう。。見たら価値観が変わる。恋人っていいなぁって思うし私も自由に生きようと思った。皆1度は見るべき映画!
20世期最高傑作
タイタニック号沈没の悲劇を通して、貧しい青年と上流階級の娘、身分の違う2人の悲恋を描いた作品。
身分を超え、すべてを捨てて互いに結ばれる運命を選ぶ。この、ありのままの愛の形に憧れを感じた。
船首でのローズが手を広げ、ジャックが後ろから支えるシーンはあまりにも有名、本当に鳥肌立つ。
そして、ディカプリオが美しすぎる。最近は男らしさ、良い意味でオッサンぽさが出てるけど、この時の美青年っぷりは、惹かれてしまう…
タイタニック号の沈没、パニックの中で垣間見える人間の本性。キャルの突出した自分勝手ぶりにめちゃくちゃイラッときた。でも極限状態の中ではああいう人も出てくるし、内容を盛り上げるためのいいキャラだとも思った。
2人の永遠の別れのシーンがあまりにも切ない。胸が引き裂かれそうになった。
とても悲しい話だけど、彼女はジャックのおかげで、、自分らしく生きたんだなと幸せな気分にもなれた。
ラストでローズが周りの人に歓迎される中、ジャックと再開する夢のシーンでは感動が爆発した。
そして流れる主題歌で余韻に浸り、また感動。
スペクタクル大作でこんなに感動、涙腺ゆるゆるにさせられる映画はそうないでしょう。最高傑作だと思った。
私の聖書(バイブル)
1番好きな映画は?と問われたら、この作品。
実話だからこそ、リアリティがある。
実際に乗船していた人たちは、こんな感じだったのかな?と思わずにはいられない。
フィクションとして描かれている
この2人のドラマでさえも。
客室内で最期を迎える老夫婦。
最期まで演奏者として全うした人たち。
・・・どのシーンを切り取っても
素晴らしい。
この映画をどうしたら批判できる?
ラブストーリー苦手の壁は超えられず。
タイタニック号に潜り込んだ売れない画家と、家柄は良いが没落した貴族の娘の出会い、恋、そして沈没までの物語。
美男美女のラブストーリーと聞いて、「絶対に見ない」と決めていたのですが・・・wowow放送のタイミングで鑑賞してみました。
90年代の映画とは思えない壮大はVFXは見事でした。鑑賞後にwikiでタイタニック遭難について調べてみましたが、上手に史実を交えているところにも感心しました。
ただ、現在と過去を映す手法は、個人的には好きではありません。少なくとも、ヒロインが生還することが冒頭で分かってしまうわけで、それはそれでどうなの?と思ってしまいます。
何れにせよ、周囲の高い評価程の感銘を感じることは出来ず・・・ラブストーリーはやはり私には合わない、と実感してしまいました。
素晴らしかった
特に理由があるわけではないが、今まで機会がなく観ていなかった。
素晴らしかった。今までなぜ観てこなかったのだろうか、と思ったのと同時に、今まで観ていなくて良かったと思った。子供の時になんとなくで観ていたのならここまでの感動はなかったと思う。
子供の頃よりも生きることに能動的になれず、昔はなんでもキラキラして見えていたのがそうではなくなってきた。そんな時、この素晴らしい映画に出会えて、何がなんでも生き残ってやるという気持ちにさせられた。
超恋愛物なんだけど、なんだか面白い
プロットに多くの穴があり、ストーリーは一貫してベタベタな恋愛物にも関わらず総合的には面白い。
ケイトとレオの演技はもちろんのこと、一番はセットや衣装も大きいと思う。特に面白いセリフ回しも展開もないのだけど、キャメロン監督のタイタニックへのこだわりがすごい為に、タイタニック号の美しさは見ていて飽きない。3時間程の映画が船という狭く(豪華客船ではあるけれど)、限られた場所での映画なのに、所々の場所で印象的なイベントを起こすのはさすがだなぁと思った。
レボリューショナリー・ロードという映画で、レオ&ケイトが夫婦を演じています。もしこの2人がのちに夫婦になったら…と観ると中々面白いのでお勧めです。(この映画もある意味タイタニックです)
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