「実話がベースというのが驚きの、やや緩いお話」大脱走 Naoさんの映画レビュー(感想・評価)
実話がベースというのが驚きの、やや緩いお話
午前十時の映画祭で、「大脱走」を観る。不屈の男を描いたら第一人者と言われた「荒野の七人」のジョン・スタージェス監督の有名な作品だが、「荒野の七人」もそうだが、話の流れが結構緩い。たしかに、スティーブ・マックイーンはかっこいいが、リチャード・アッテンボローはあまり好きになれない役柄だし、チャールズ・ブロンソンやジェームズ・コバーンもなんか今ひとつのキャラクター設定。マックイーンとジェームズ・ガーナーのアメリカ兵役を持ち上げすぎたせいか、原作の元となった実話の生き残りのオーストラリア兵が「この映画は嫌い」と言ったのもむべなるかな。
実話でもホントにドイツ人の監視はこんなにゆるゆるだったのかが知りたくなった。
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