劇場公開日 1954年10月27日

「仕方なく銃だった...」大砂塵 はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5仕方なく銃だった...

2023年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

犯人は誰だ!」と揉めてる最中にギター演奏。踊ったりして何だか緊張感なし(苦笑)  キリッとした女性店主が主人公。40分近くまで店内でのゴダゴタ話で面白くない。ギター野郎とは昔の恋人で再び結ばれるような流れ。
 自分はカラー作品ということで外の景色を期待していたので、室内撮影ばかりの前半は正直つまらなった。ただ、1954年てことを考えると、少しボケた感じはありますが、70年代辺りに近い遜色ない映像だと思いますね。(白黒含め)もっと粗い画像の映画っていっぱいあるしね。54年ですよ? 頑張って作った部分は評価しなきゃ!

内容の方は
「 (メロドラマ+西部劇) ÷2 」て感じで半端なストーリー。

[思わず笑ってしまったセリフ]
「この道は通れん!他に道は?」「ない。戻るぞ」「はぁ?」
時々コミカルになる。

「銃はイヤ!闘うけど他に方法はないの!?」 そんな一石二鳥は時代的に無理でしょ。ただ、こういう人がいたから現在があるんだけどね。

 火事にした時の女の顔!あ~やだやだ。。。これはもう事件以前に相手が気に食わないだけの顔ですよ。店はそのまま放置してりゃいいじゃん! 逆を言えば名演技だけどね。「誰か早く絞首刑にしなさい!100ドル出すわよ!」いやいや、肝心な所は人任せですか!? 都合よくない?それが出来ないから男は仕方なく銃で決着付けるわけでしょ。どっちの女性も理解してください(苦笑)

 そう思ってたのでラスト決着付けるのは良かった。

それにしてもアーネスト・ボーグナインは、たくましいのだけど何処か抜けてる役が多く愛嬌がありますね。

個人的に古い映画は刺激が少なく、途中で休憩取ったりすることが多いんですが、この映画は何だかんだ言いながらも一気に観れました。

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はむちん2