「ターミネーターといえばやはりコレ! 現在のハリウッド大作のルーツか!?」ターミネーター2 たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
ターミネーターといえばやはりコレ! 現在のハリウッド大作のルーツか!?
人気SFアクション『ターミネーター』シリーズの2作目。
前作から10年後を舞台に、ジョン・コナー殺害の為に送り込まれた新型ターミネーターと、ジョンを守る為に送り込まれた旧型シュワちゃんとの死闘を描く。
監督/脚本は前作から引き続きジェームズ・キャメロン。本作では製作も担当している。
T-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーも引き続き出演。『1』では悪役だったT-800だが、本作ではヒーローとして登場する。
20年ぶりくらいに『ターミネーター2』鑑賞しました!今回は特別編でのウォッチ👀
子供の頃に鑑賞し、個性的なキャラクターや壮絶なバトル、感動的なエンディングが脳裏に焼き付いている作品。
凄い名作として記憶していましたが、改めて観ると「あれ、こんなに長かったっけ…?」という印象を受けました。
いや、面白いことは面白いのですが、ここそんなに長々と展開する必要ある?という場面が多い。
メキシコでの武器を手に入れる場面とか、サイバーダイン社で警官と戦う場面とか、別にそんなに尺取らんでも。
キャメロン映画はサービスを盛り盛りにしてくれるのですが、どの作品も長いんですよね〜💦
この映画の面白い所はシュワちゃんvs T-1000との闘いと、ジョンとシュワちゃんが心を通わせていく所にあるわけなので、そこ以外のシーンはコンパクトに纏めて欲しかった。
『1』と『2』を連続して観て思ったことは、サラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンの凄さ!
本当に『1』と同じ人!?同じキャラクター!?
『1』の頃はチャラついた普通の女子大生だったのに、今作では完全にバーサーカーと化している。
その姿はマジキチフェミテロリストと称するのに相応しい。
でもこれがキャラクターとして凄く面白いしカッコ良い!
サングラスをかけ、髪をかきあげながらタバコを吸う姿がすげぇカッコ良い!タバコが似合う女優ナンバー1かも。
『1』ではシュワちゃん以外のキャラクターが弱かったのに比べ、本作では敵も味方も男も女もキャラが立ちまくっているのが良い!
現在では普通に受け入れているが、前作のラスボスが今作では味方になるっていう展開は結構驚きですよねー!
あんまり映画ではこういうパターンはない気がする。
それでも違和感がないのはシュワちゃんからほとばしるスーパーヒーローオーラのおかげかな。
あとはやっぱりT-1000の魅力が凄い。なによりCGがすごい!
1991年でこの映像のクオリティは信じられない。カクカク動いていた『1』のターミネーターのことを思い出すと、そこからたった7年でここまで映像を進化させたことに感動します。
今回調べてみて驚いたが、CG処理が難しかったサラ・コナーとサラに変装したT-1000が同じフレームに映る場面では、リンダ・ハミルトンの双子の姉を起用して撮影していたらしい。
全然気付かんかったー!というかリンダ・ハミルトンが双子だったことにビックリ!!
尺の長さが気になったが、映画はインパクトのある映像が命だということを教えてくれた作品。
クライマックスの溶鉱炉での死闘は、その結末を含め映画史に残る最高のシーンです!
たなかなかなかさん、「午前10時の映画祭」はTOHOシネマとか全国区でやっているのでお近くの映画館でもやってると思いますよ‼️
ちなみにターミネーターは8月なのでまだ先なんですけど、今から楽しみです✨