劇場公開日 1991年8月24日

「描いて"しまった"」ターミネーター2 ハットコックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0描いて"しまった"

2015年8月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

文句なしです!10歳になったジョン・コナーの元に、2体のターミネーターが出現します。
まず驚いたのは、シュワルツェネッガーが味方ということ。ついにジョンを見つけたT-800。「ヤバい、絶対に殺される!」と思った矢先にT-1000をショットガンで撃った瞬間の衝撃は半端ではありません。この冒頭の時点で、テンションが一気に頂点へ。そして、あの有名なリロードはマネしたくなるほど。
前作と違うのは、機械と人間との絆を描いて"しまった"こと。残念なことに、T-800は後の核戦争のきっかけとなったスカイネットが開発した殺人マシーン。そんな"彼"が改造され、過去にタイムスリップし、将来の敵となる人間を守っていると考えると、なおさら胸が熱くなります。
圧倒的な映像、素晴らしい脚本。非の打ち所がないですね。

ハットコック