ターミネーターのレビュー・感想・評価
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究極の映像表現
低予算映画とは思えないクオリティに、(リアルタイム世代ではないが)感動しました。当時のいわゆるB級映画は、例えば『ロボコップ』などもそうですが、世界観の描き方がとても凝っています。あるもので最大限の表現を追求しようとする姿が目に浮かびます。この時期の映画を見習うべきだと思う限りです。
この『ターミネーター』といえば、やはり「ダダン ! ダン ! ダダン!!」ですね。あ、この時は「ドゥドゥンドゥンドゥドゥン」でした。リズムちょっと外れて、再び「ドゥドゥンドゥンドゥドゥン」。これが最高です!(わかります?この感じ?)
不死身の殺人マシーンがいつまでも追いかけてくる恐怖を描いているという点では、ホラーとしても評価できます。「ん?死んだ?…ぇぇ〜まだ生きてるよぉ(泣)」これの連続です。
また時間軸(タイムパラドックス)の設定がとても良くできていて、おそらく成功の要因の一つはこれにあるのではないかと思うほどのストーリーの完成度。ラストのエンドスケルトンのルックスも、この頃から完璧ですね。まだCGがない時代、ストップモーションでここまでの恐怖を演出したスタッフたちに脱帽。映画の面白さ、ここにあり!の傑作です。
CGじゃ無くて生の部分は最高
シュワルツネッガー
敵だったの!?
2のダイナミックさはないけれど
ターミネーターシリーズの中で最もアイディアで勝負をかけている作品
それもそのはず、T2の10分の1以下の制作費の低予算映画だ
アイディア以外で勝負が出来ない
限られた予算の中でどれほど世界観を表現するか
未来の描写、主人公のセリフ
ありとあらゆるアイディアが使われ、うまく表現している
特に絶望的な未来の表現は素晴らしい
スリラーとしてみた時のクオリティも素晴らしい
追跡してくるターミネーター(シュワルツェネガー)の恐怖
主人公の英雄的行動
今見ても十分に面白い
が、最後のむき出しになったターミネーターとの戦闘のクオリティは
役者がうまいので十分見れるものであるが、まさしく低予算
そういった点も楽しんで見れるかもしれない
B級だったシュワちゃんとキャメロンの出世作
総合:90点
ストーリー: 80
キャスト: 95
演出: 95
ビジュアル: 80
音楽: 75
元々はB級映画俳優・監督に過ぎなかったシュワちゃんとキャメロンが作ったわずか640万ドルの低予算B級映画が、超がつくほどのA級映画に化けて二人の出世作となった。事情を知らなければ、これがそんなB級映画とは思えない質の高さである。
とにかくシュワちゃんの存在感が圧倒的。殺しても殺しても死なないしつこいシュワちゃんは機械で作られた殺人者。何をしてもどこに逃げても追いかけてくる。助けを呼ぼうにも未来からやってきた殺人機械など誰も信じてはくれない。そして信じたときにはもう遅い。
こんなのが自分を殺そうといつまでもどこまでも諦めることなく追いかけてきたら、それはそれはもう怖いのである。その追い詰められる心理や活劇を堪能できる優秀な娯楽作品である。
低予算B級映画ながらA級のでき
このSFアクション映画の金字塔である『ターミネーター』は、ジェームズ・キャメロンを語る上でも、アーノルド・シュワルツェネッガーを語る上でも、25年以上も愛されるというカルト・ムービーを語る上でも、低予算映画とされるB級映画を語る上でも、というか、映画そのものを語る上で、欠かすことの出来ない作品であることは間違いないですね。
タイムトラベルものの映画と言えば、BTTFこと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がありますが、『ターミネーター』はそのBTTFより先に公開された作品であり、タイムトラベルの先駆的な作品でございます。
その辺のホラーより怖いある意味で怖い!
不朽の名作であることは間違いありませんね。
未来からの訪問者
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