「こんなに銃器が似合う俳優さんも珍しい」ターミネーター アントニオ3世さんの映画レビュー(感想・評価)
こんなに銃器が似合う俳優さんも珍しい
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ターミネーターの第1昨目を鑑賞するのは35年振り。これまでこの原点に限っては、見返す事がなかった。
おかげで言い過ぎると、古い新作を観る様な感覚にさせて頂いた。
ターミネーターシリーズはSF・アクションの括りだと思うがこのパート1はホラーの要素も強く、全編通して恐怖との闘い。未知への恐怖、既知への恐怖。
今回改めて観ると、主人公の1人であるカイル・リースが恐怖心を超え、時空を越えてサラ・コナーを助けに来たのは、ジョンや未来を救うためと言うよりも、単純にサラに会いたかったと言うのが1番の様に思えてちょっと目頭がヤバかったです。
それにしてもシュワルツェネッガー演じるT800、そっと暗殺すれば事済むのに目立つ行動ばかりするし、サラ・コナーの同姓同名も見分けがつかない。当時の未来における最新鋭サイボーグのわりにはインテリジェンスどうなってんのよ。(笑)
まぁ80年代の映画が今の映画より少し素晴らしいのは、たとえ野暮な突っ込み所が満載だったとしても、その映画の価値が全く下がらない事。時代がおおらかだったのかもしれない。
劇伴カッコいいし、劇中歌も80年代好きな方には刺さりまくるんじゃないか。
そう言えばランス・ヘンリクセンが出演してたのは驚いたなあ。ビショップで有名な方だけど、TVドラマシリーズ「ミレニアム」大好きでした。
映像は綺麗です。今の映画に慣れている方には実感出来ないかもしれませんが…。
詳しくは冒頭でキャメロン監督が語ってくれていますので気になっている人は是非っ。
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