「時代を映してシリーズ化」ダーティハリー3 parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
時代を映してシリーズ化
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第5作まであるが、その時代背景を映して、ストーリーを作っている。女性が男性だけの職場にも社会進出、ベトナムの帰還兵、警察の腐敗と政治からの圧力、マスコミへの誇張報道など、アメリカの問題を背景にしているのだろう。3は、小さな犯罪や犯罪まがいの描写が目立った。急病と称しての無銭飲食、人質を取っての逃亡、ぼったくりの性産業などがサイドストーリーの見せ場。初の女性刑事とのシーンが多く、面接試験、死体解剖の立会、犯人の一人の追跡、履歴の会話など。
殺人課で初の女性刑事なら防弾チョッキ位着ろよと思いながら、相棒が死ぬのがお約束だから仕方ないか。ラスボスをどうやってやっつけるかが見どころなのだが、ポータブルのバズーカとはね。近くにいた市長も一緒に吹っ飛びそうだけど。ダーティハリーにしては、昼の明るいシーンが多めで、女性刑事も登場して、ライトで明るい仕上がりになっていた。
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