ダーティ・ダンシング

劇場公開日:2021年5月21日

ダーティ・ダンシング

解説・あらすじ

17歳の少女が恋とダンスを通して成長していく姿を瑞々しく描いて世界的ヒットを記録した、1980年代の名作青春ダンス映画。裕福な医師の家庭に育ち、両親から“ベイビー”と呼ばれてかわいがられている17歳のフランシス。家族と湖畔の避暑地へやって来た彼女は、ダンスホールで観客たちを魅了するダンサーの青年ジョニーに目を奪われる。マンボのリズムに合わせて官能的なダンスを繰り広げる彼の姿に圧倒され、初めて感じる興奮に心震わせるフランシス。ジョニーからダンスの特訓を受けることになったフランシスは、彼のパートナーとして舞台に立つが……。主演は「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイと「ゴースト ニューヨークの幻」のパトリック・スウェイジ。「ハイスクール・ミュージカル」シリーズなどの監督としても知られる振付師ケニー・オルテガが振付を担当。主題歌「タイム・オブ・マイ・ライフ」も話題を集め、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞でそれぞれ主題歌賞を受賞した。2021年5月、34年ぶりにリバイバル公開。

1987年製作/101分/アメリカ
原題または英題:Dirty Dancing
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2021年5月21日

その他の公開日:1987年11月21日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第45回 ゴールデングローブ賞(1988年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) パトリック・スウェイジ
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジェニファー・グレイ
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映画レビュー

4.0 【”自分を犠牲にして、他人の為に立ち上がる人。”今作は王道の青春恋愛ダンス&若き女性のグロウンアップ映画であり、ラストのダンスシーンは多幸感溢れる作品である。】

2025年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 最初に。
  私は、今作の映画名は知ってはいたが、勝手に『ダーティ・ダンシング』と言うタイトルを曲解していた。イカンナア・・。-

■1963年夏。米国の富裕層であり医師でもある父マックス(ジャック・ウェストン)と母と共に避暑地にやってきた17歳の少女、愛称”ベイビー”(ジェニファー・グレイ)は、雇われダンスインストラクターのジョニー(パトリック・スウェイジ)と出会い、彼の情熱的な踊りを見て恋に落ちる。
 上流階級のお嬢様育ちだった彼女は、ジョニーの踊りの相方であるペニー(シンシア・ローズ)の妊娠を切っ掛けに、ジョニーの踊りの相方になり、ダンスへの情熱に目覚めていくのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作の登場人物は、ペニーを妊娠させても知らんふりをしているロビー位しか、悪い奴がいない。ジョニーが窃盗犯と疑われた避暑地で盗みを繰り返していた夫妻もカナ。

・今更、私が書くのも何であるが、今作の魅力は雇われダンサーのジョニーを演じたパトリック・スウェイジの、漢気ある姿と、彼に惹かれ且つダンスの魅力の虜になって行く”ベイビー”(ジェニファー・グレイ)の、初々しい姿であろう。

・二人がダンスパートナーになり、湖で何度もリフトの練習をするシーンや、ジョニーが医師でもある”ベイビー”の父マックスから、ペニーを妊娠させた相手と誤解されても言い訳せずに”そう見えますよね・・。”と言い立ち去る姿。漢だなあ。

■矢張り圧巻は、ラストのジョニーと”ベイビー”のダンスシーンである。夏の最後のショーにダンスインストラクターを首になったジョニーが会場に入って来て、”ベイビー”の手を取り、共にステージに上がり皆の前で”彼女は自分を犠牲にして、他人の為に立ち上がる人です。”と言い、初めて彼女の本名フランシスと呼ぶのである。
 そして、二人は楽曲(有名な曲らしいのだが、年代的に知らない・・。知っていたらもっと高得点になると思うよ。)に乗せて、踊り、最後は見事にリフトを成功させるのである。
 その姿を見た会場の多くの男女は、共に踊り出すのである。

<今作は王道の青春恋愛ダンス&若き女性のグロウンアップ映画であり、ラストのダンスシーンは多幸感溢れる作品である。>

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NOBU

3.5 今でもジェニファー・グレイが理解不能

2025年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

単純

劇場初公開初日、ちょうど地方へ出張中。
なんと、もう一本ベストロン映画のホラーと2本立て。
うれしい、2本立てなんて。
仕事終わりのオールナイトへ出かけた。
(懐かしい37年くらい前?)

久しぶりに観てパトリック・スウェイジのダンスと佇まいの美しさに驚く。
(初見では、特訓でコレくらい出来たのかも?
とあまり興味がなかったが、今回調べたら母親がバレエ教室を営み振付師でもあった、と。)
母親の英才教育を受けたパトリック・スウェイジは軸が振れず無駄な動きや筋肉がないのは、その背景にあり。

どうしても本作をあまりスキではないのは、
サントラが(フラッシュ・ダンスやフットルースに
比べて)イマイチ乗れないのと、
決定的にジェニファー・グレイを1度も可愛いと思えないこと。
ジェニファー・グレイが見れば観るほど、イモである。
そこがウィークポイントである。
まあ、親の七光りですね。
(すみません、
当時はブルック・シールズとかソフィー・マルソーとかジェニファー・コネリーとか別格が多くて、
なぜこの娘が主役をできるのか意味不明と悩みました。
あれから月日は経ちましたが、今でも同じ思いです。
僕は成長していません。)

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なかじwithみゆ

4.0 ひと夏の恋!甘美な音楽と共に♥

2023年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

17歳の少女、ベイビーがダンスを教える
ジョニーに心を奪われる!
タイム・オブ・マイライフ♪
2人が息を合わせて踊るステップ、
スカートがヒラヒラめくれる動き
ハイヒールを履いた脚線
ベイビーの体を持ち上げるジョニー!
60年代の音楽と青春が新鮮に見えました。

コメントする 3件)
共感した! 7件)
美紅

4.0 観客がチャラめのおじおば

2022年6月11日
Androidアプリから投稿

観客がチャラめのおじおばで良い。リアルタイム世代なんですかね。60年代リバイバルとしての80年代映画。こういういわゆる映画ファンやシネフィルが愛好しないもうちょっとチャラめの映画がリバイバル上映されるのは、知らない世代としては嬉しい。

父親がいかにもユダヤ人のステレオタイプの医者なのが面白い。アメリカーナな台詞を支配人が袖からいうのが、この映画の狙いかな。景気の良いダンスと音楽で盛り上がる。主人公は26歳とウィキで読んだが、35年近くたった今では気にならない。ディア・エバン・ハンセンと同じく、芸に秀でているなら年齢は無視してしまえば良い。

それより、男優の顔立ちが良い意味で古臭く、ハンソロみたいだ。日本でいうならハマショウみたいな感じです。やたら男優が上裸でそのサービスも良し。菊地成孔がダンスはセックスを薄めたようなものだと書いていたが、この映画のテーマも同じようなことかな。

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タカシ

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