「タイトルなし」ソイレント・グリーン きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
中学のとき何気なくつけたテレビで観た。
震撼した。
近未来予言作品。
ラストのベルトコンベアのシーンで絶叫する。あれはチャールトン・ヘストンならずとも、PTSD です。
舞台が2022年ということは再来年てことで。
ベートーベン「田園」を聴くと必ず思い出しますね。
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追記:
代用の培養肉の研究が進んでいるそうだ。ソイミートを食べる菜食主義者はそれを口にするのだろうか。
「ヴィーガン」が市民権を得てきているが、彼らは
「野菜が好き、肉は嫌い」という個人の嗜好だけでない動機も含んでいるのではないかな。何に抗しての野菜食なのか知るといろいろと積極的な理由がわかってくる事もある。
加えて最先端の研究は「昆虫食」だ。あれを軌道に乗せようとする昨今の動きは、実はイカモノ喰いのお遊びではない。
つまり、
餓死する人々が地球上にたくさん存在するにもかかわらず、牛肉を食する人たちのために麦やトウモロコシを牛のエサに大量に使ってしまう食糧生産の仕組みを、不道徳だと追及してもいるのだ。
牛の肥育に比べて昆虫食はシステムが単純で、軌道に乗れば短時間かつ安価で、工場で動物性たんぱく質の生産・供給が出来るのだ。
畜牛が減れば牛のゲップによるメタンガスの大気中放出を抑さえられる。
穀物を飢餓地域に回せる。
― こういう流れだ。
様々な取り組みや工夫で、環境と人命を大切にしていくためには、自分自身の食生活を考えなおす必要もあるんだろうなと思う。
あき240さんとのコメントのやり取りも読んでください。
分からない事もないです。しかし、現在食物連鎖の頂点に人間は位置しています。従って、物理的にはそれは破滅を意味していると思います。つまり、人間だけで食物が連鎖するわけですから、その他の連鎖から離脱することであり、人間が滅ぶかその他の連鎖が滅ぶかだと思います。現在は人間以外の連鎖が滅びつつありますから、それが進んで、最後に人間が滅んでこの世は終わりなんだと思います。人間による◯食いからは、そこに至るまでの過程で色々な障害が考えられ、近親◯◯の問題(消費があれば生産もある)と合わせて、絶対に避けるべきものと 僕は思っています。
従って、あの映画の酷評も一時的にもとってはいけない行動と思ってます。
きりんさん、コメントありがとうございます。
今上映中の『プラン75』を見る前に、ちょっとだけ復習しようと自分のレビューを上げてしまいました・・・まぁ、詳細は思い出せませんが。こちらは民間主導でプラン75は政府主導なのかな?
サインインの問題・・・スマホでは滅多に起こりませんが、パソコンの方は月1ペースでサインインを求められます。こまめにアクセスしてないと、消えるような不安が・・・
ストーリーには”下敷き“がある。
それは
ドイツ・ナチスが絶滅収容所で行った実際の行為、
・ブルドーザーでの大量遺体埋設
・人間の革でランブシェード
そしてあろうことか
・人間の脂で石鹸を製造。
どれもこれも実際の物を写真や映像を見ることが出来る。
あのまま突き進めば”食料生産“も開始されたであろうことは想像に難くない。