「アル・パチーノ」セント・オブ・ウーマン 夢の香り サンカントさんの映画レビュー(感想・評価)
アル・パチーノ
奨学金をもらって名門校に通う高校生チャーリーと、失明した退役軍人フランクがともに過ごした数日間。アル・パチーノが偏屈で気難しい扱いづらいことこの上ない老人を好演(どころではないか)している。他人を寄せ付けない厳しさに隠れている部分にチャーリーは惹きつけられ、無二のパートナーになる。最後チャーリーは金持ちの級友にはめられ放校されそうになるが、その窮地を救うフランクの演説シーンも印象的だが、個人的に好きなのはこの場面だけしか登場しないガブリエル・アンウォーとタンゴを踊るシーンは素晴らしい。この場面は映画史に残る永遠のシーンだと思う。
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