「A view to a kill. そこそこな有終の美」007/美しき獲物たち アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
A view to a kill. そこそこな有終の美
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2020年公開のボンド25作目に向けて見直し007。3代目ムーア・ボンドの第七作目「美しき獲物たち」です。相変わらず出会った女性とはだいたいベッドを共にするボンドさん。けっこうな年齢なのにとてもお盛んです。しかし、検索かけられてすぐに身元がバレるって、スパイなのに個人情報ただ漏れでした。いいのか?
お!敵役がクリストファー・ウォーケンだ!若っ!!知ってる俳優さんが出るとちょっと嬉しいです。この頃になるとボンド陣営がボンドガールを除きお年寄りばかりなのに対して、敵側が若いのが引き立ちますね。
シリコンバレーを破壊することが目的だったのですが、イギリスの諜報員であるボンドさんはアメリカのシリコンバレーを必死こいて守るより自分の国を守ったが良いのではないでしょうか?っとたまに思ってしまいます。だって給料貰ってるのイギリスからですよね?もっと言えばイギリス国民の税金!例えば外国の街を守る為に怪我をしたとして、それはイギリスのスパイ業務としてカウントされるのでしょうか?イギリスからちゃんと労災おりるのかな?この辺は007の謎ですね。スパイに労災あるのかどうかという根本的な疑問もあるのですが。
最後の採掘場からゴールデン・ゲート・ブリッジまでのアクションの見せ場はなかなかの物でした。コメディ要素もふんだんに盛り込まれていて、もはやスパイアクションコメディというジャンルになっている感じもします。途中途中で無理矢理コメディ要素突っ込まなくっても良い気もしますが、それがロジャー・ムーアの味なのでしょう。何はともあれ出演数最多で最高齢のボンド。長い間お疲れ様でした!
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