「猫まで影武者」007/ダイヤモンドは永遠に kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
猫まで影武者
ちょっと老けたか、ショーン・コネリー。というのが第一印象。冒頭から『二度死ぬ』の残りであるような日本家屋でブロフェルドを探すボンド。カイロでやっと見つけたブロフェルドは整形で影武者を用意していた。彼を演ずるのは『二度死ぬ』で協力者ヘンダーソンを演じたチャールズ・グレイで、そんなに悪人顔じゃないのも残念なところ。
ギャンブル好きの方はQの作ったイカサママシンが欲しくなるはず。もうデジタルの時代だから使えないと思うけど・・・。そんなラスベガスでのアクションが中心となるけど、ダイヤの密輸に関しては死体を使ったりするのがgood。でも、ここまでだったかなぁ。カジノ、サーカス、月面車とか、ストーリーがどうでもよくなってきた。
カーアクションはさすが!トランザムでパトカーを振り切り、次々と廃車にしていく様子はこの時期以降の派手な映画に生かされていると感じます。
意外なところでマネーペニーが出てきたのは嬉しかったけど、ボンドガールのティファニー(ジル・セント・ジョン)はなんとなくコミカルで相応しくない気もした。悪役二人の存在も面白かっただけで、何だかなぁ・・・
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