制服の処女(1931)のレビュー・感想・評価
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ドイツのお堅い規律と愛の戦い
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この映画が撮られた当時のドイツは戦争前、まだ軍国主義が学校にも残っている時代だった。
この映画はそんな雰囲気を感じさせもしないような、愛のある、可愛らしいものだったと言えると思う。
ネタバレにはなるが、ヨーロッパ演劇特有の学校演劇を皇室の人間が見に訪れるシーンは、皇室の人が来るというのに、はしゃぐ女子学生の描かれ方、役者の芝居がとてもナチュラルで良かった。
青春映画と人情映画の間くらいの位置にある、個人的に心地いい映画だったと思う。
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