「エンディングから全てが始まったのか…」スモーク 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
エンディングから全てが始まったのか…
白黒映画だと思って敬遠してたのだけど、再上映の情報を目にし、観てみようと思った。
今はほとんど観られなくなった古き良きミニシアター系と言うのだろうか、派手さはないけど日常の大切さ、何もない幸せを教えてくれるようは優しい作品だった。
全ては1つの何気ない善意から始まったと言うのも良かった。それによって劇的に人生が変わるのではなくて、いつもの日常にちょっとしたスパイスが加わり物語が流れて行くのがリアルで心地良かった。
エンディングが特に良くて、「オーギーレンのクリスマスストーリー」という短編があって、そこから脚本を作ったと言うのを知って好感が増した。
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