スフィアのレビュー・感想・評価

正しく、海洋版イベントホライズンだよねコレ。この年代の映画はこんな感じのものが多いのかね？このキャストにこの金額を使った割に話題にも上がらないという事は人気無かったんだろうね笑

最後まで宇宙船と球体の謎は未解決のままだが、観てる方はソコが一番知りたいんであって空想を具現化する能力とかどうでもいいんだわ。イベントホライズンとの差はソコなんだろうね。たまたま古本屋で激安だったしこのキャストと前振りなんで楽しみに鑑賞したが、時間とお金の無駄映画でした笑　あと、シャロンは整形だって事がこの映画観て判明しました笑

シャロン・ストーンこの髪型も似合いますね♪ 海底基地って苦手だなぁ、そういう場所が舞台の映画は好きなんですが(笑) あれは見つけてはいけない球体だったのかなあ・・。

本作に出てくる黄金の球体はもしかして「2001年宇宙の旅」に出てくるモノリスのようなものなんじゃないかと思いました。人間のもつ想像力が良い方に働けば世界は良くなり、悪い方に働けば悪くなる、とても考えさせる作品だと思います。

地上波でカットされていたところがあったのか、ストーリーが続いてないところがあり、よくわからないところがあった。それにしてもダスティンが水深300Mで潜水服なしに泳いでいたのにはびっくり。そんなこと可能？？あと直接映画の内容には関係ないけど、字幕で日本語訳が「関心がない」であるべきが「感心がない」、「超越した」が「僭越した」などのタイプミス？があった。

原作、制作はジュラシック・パークで有名なマイケル・クライトン、出演者にダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン（ショートカットが良く似合ってます）、サミュエル・L・ジャクソンと鉄壁な布陣の海底SFスリラー。昔観たハズなのに全く覚えていなくて、今回たまたま「コンタクト」とセット販売されていたので購入。お目当ての「コンタクト」を観た後に鑑賞。

話の進みは悪くないです。ダイビングをする者としては「リブリーザー、泡出過ぎじゃない？」とか気になる点もありましたが、映画的演出として許容範囲内。海底ではヘリウムを使う所やちゃんと減圧するシーンはリアルな設定でした。

途中でシーンの解説？が挟まれる演出は「シャイニング」っぽく話もスリラーな展開で誰が事件の犯人か分からないまま進んでいくストーリーは派手なシーンはないもののなかなか面白かったです。

そう、観ている時はそこそこ面白いシーンもあるのです。個人的にはSF大好きなんです。それなのに全く記憶に残らない映画。うーん、何故だろう？

リーヴ・シュレイバーはいい味だしでした。あまり主役を張ることはないですが、特徴的な印象に残る顔付き（奥さんはナオミ・ワッツ！！）。いいですよねー、リーヴ・シュレイバー。