すてきな気持

劇場公開日

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解説

ジーン・カーとエリナー・ブルークの舞台劇「数多くのハートの王様」から、「ダニー・ケイの黒いキツネ」のノーマン・パナマとメルヴィン・フランクが、またも共同で脚本を書き、監督、製作もかねた喜劇。撮影は「俺達は天使じゃない(1955)」のロイヤル・グリグス。作曲指揮は「夜は夜もすがら」のジョセフ・J・リリーで、あのすてきた気持ち(ジョージ・ガーシュウィン作曲)他2曲が、黒人歌手パール・ベイリーによって歌われる。主な出演者は「ロマンス・ライン」のボブ・ホープ、「波止場」のエヴァ・マリー・セイント、「口紅殺人事件」のジョージ・サンダースなど。漫画の人気作家アル・キャップが特別出演している。

あらすじ

フランシス・X・ディグナン(ボブ・ホープ)は有能な漫画家だが、雇い主の前へ出ると気分が悪くなるという奇病の持ち主。そのためどの仕事も長続きしない。ある日、フランシスの家に、別れた妻のダンリース(イヴァ・マリー・セント)が不意に訪れ、新しい仕事を持ってきた。彼女はフランシスの意気地なさに愛想をつかして離婚したのだが、今は連載漫画の人気作家(ジョージ・サンダース)の秘書兼許婚者。そして持ち込んだ仕事がラリーの漫画の代筆であった。と、いうのは、既に4人も妻を換えるほど移り気のラリーが、本職そっちのけで名士になろうと講演会に夢中になり始め、それで下った人気をフランシスの代筆で取り返そうと考えたからである。フランシスは気が進まなかったが、ラリーの邸で働くことにした。しかしラリーの行動は、フランシスにとって気に入らぬことばかり。その上ノーマンという8歳の養子の世話までさせられる。フランシスは持前の気の弱さで黙って働くが、ノーマンを養子にしたのはラリーの売名行為と知って全く腹を立てる・ダンリースも、これには快く思わなかった。そのうちラリーとダンリースの結婚式が迫り、フランシスは益々面白くない。彼は、まだダンリースを愛していた。ところがフランシスに同情した女中のガシーは、ラリーが不在の夜、2人だけのパーティを開いてくれた。フランシスもダンリースも初めは遠慮していたが、酔いが回ると昔の2人に戻って乱痴気騒ぎ。フランシスは酔いつぶれて泊まりこんでしまった。翌朝ラリーが帰宅した。彼は、この日、自宅でカラー・テレビの放送に出ることになっていたが、乱雑な部屋と、2人の姿を見てカンカン、相手かまわず怒鳴り散らした。これが放送準備中のテレビに写り、大騒ぎとなる。今やフランシスは勇気を取り戻し、ラリーに憤激をぶちまけ、ダンリースと邸を出た。

1956年製作/アメリカ
原題:That Certain Feeling
配給:パラマウント

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