「スターウォーズのブランドで見る作品」スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)
スターウォーズのブランドで見る作品
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はじめのスターウォーズは、黒澤明監督を敬愛していたジョージルーカス監督が手掛けたので、ライトセーバーの立ち合いなどが剣道を思わせたり、ダースベイダーは日本アニメが元ネタだといわれるくらい、日本的なイメージがあったけど、この新たなエピソードシリーズでは、(逆にルーカス監督が旧作と全く異なる世界を希望したため)悪役ダースモールが京劇のメークをし、アクションもカンフーを取り入れるなど、衣装や美術なども中国風(それと古代ローマも)になっている。
新しいエイリアンたちやドロイドの造形デザインは、何か安っぽく私の好みではない。
物語としても、主人公のアナキンを子供にしたことで、「ホームアローン」のようなドタバタ劇になってしまっている。
(9歳の子に敵の超巨大宇宙戦艦を沈められたら、大人たちが立場ない)
対決や戦闘シーンもあっけなく負けたり勝ったりで盛り上がらず、人間ドラマとしても薄っぺらいし、引き込まれるものはない。
スターウォーズのブランドとシリーズで次があるから見るという作品。
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