劇場公開日 1987年12月19日

「シリーズ前作の評価が落ち込む中で製作された『スーパーマン4 最強の...」スーパーマン4 最強の敵 ホンマサさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 シリーズ前作の評価が落ち込む中で製作された『スーパーマン4 最強の...

2025年11月19日
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鑑賞方法:VOD

シリーズ前作の評価が落ち込む中で製作された『スーパーマン4 最強の敵』。
予算縮小や制作体制の混乱が伝わってくる作品だが、その“昭和特撮的なチープさ”も含めて、ある意味クセになる1本か?笑

ストーリーの中心に据えられるのは驚くべきテーマ
世界中の核兵器を、スーパーマンがすべて太陽へ廃棄する“核廃絶”の宣言。
米国が核を最も多く保有する国であるにも関わらず、アメリカのヒーロー映画がこのテーマを堂々と扱った点は興味深い。笑

宿敵レックス・ルーサーは、その核兵器に“クローンの素”を忍ばせ、太陽のエネルギーから誕生する戦士 ニュークリアマン を創造。
金髪とマントがギラギラ光り、80年代ならではの“悪の特撮ヒーロー感”が漂う。

映像のクオリティや脚本の少々雑な印象。
物語の深さを求めるより、80年代のヒーロー映画の“味”として楽しむ作品。
コーラをガブガブ飲みながら観るとちょうどいい。

ホンマサ