スーパーマンIII 電子の要塞のレビュー・感想・評価
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ヅラ
前作でのコメディ路線がウケたと勘違いしたのか、初っ端からドタバタコメディ爆発である(しかも、笑えない)。幼馴染のラナ(オトゥール)とのロマンスという設定も唐突すぎてのめり込めない。マーゴット・キダーが可哀想だ。
クリプトナイトを利用してスーパーマンが悪事を働くこととなるが、これが実につまらない。極悪にはなりきれずにいるのは平和的とも言えるんだろうけど、お子様に悪い影響を与えないように配慮しているだけなのだろう。妙にひげ面が気になるところでもある。クラーク・ケントとスーパーマンの闘いもすっきりしない。
よくみると、クラーク・ケントの時はヅラかなぁ・・・
スーパーマン版ジキルとハイド
スーパーマンにジキルとハイドを演じさせ、お金をかけて昭和のコントに仕上げた作品。
スーパーマンがいることが当たり前の世の中という設定のようです。
自我?を持ったスーパーコンピュータとか、当時は斬新なアイディアだったのでしょうか??
湖行かなくても火事消せるでしょ?
ビルの屋上から落ちても平気なハッカー…彼も善人なのか悪人なのかはっきりしないし、もう最後は笑えるC級映画でした。この頃から、確かに人類はスーパーマンに振り回されていたのですね。
ClarkもLoisももう白髪混じりのようでした。
こんな脚本にも真剣に演技しているChristopher Reeveの格好良さだけが救いでした。ワルで髭メイクしている時、一瞬George Clooneyに見えました。
悪スーパーマンよかった
スーパーマンは正義一辺倒だし、クラーク・ケントはデカメガネの間抜けで、どっちも非常に公正明大の潔癖童貞野郎みたいなコクのない人物でまるっきり魅力がない。本当に困っていて藁をもすがりたい人にはよけいなコクなど不要どころか邪魔でしかなく、ありがたい存在なのだが、こっちは面白おかしいものが見たくて映画を見ているので、真面目野郎が活躍するのなんてちっとも面白くないのだった。
コンピューターの天才がクリプトナイトの謎の成分をタールにして、合成したのをスーパーマンにプレゼントすると、すごく人間味あふれる悪スーパーマンになった。ピサの斜塔を直したり、社長の愛人とセックスしたり、飲んだくれてバーでピスタチオを指ではじいてビンを割ったりと、ボディスーツも全体的に黒ずんでいてかっこよかった。
敵の基地に乗り込んでいく場面で敵モニターがドット絵でファミコンみたいな戦闘場面だったのが楽しかった。
ヒロインがシングルマザーだった。
コメディ調なところはよかったけど、それほど徹底しておらず、退屈な場面が多かった。スーパーマンは大体面白くないので、その中では面白い方だった。もっと悪スーパーマンが見たかった。
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