劇場公開日 2025年11月14日

白い馬(1953)のレビュー・感想・評価

全5件を表示

5.0白と黒のアクションシークエンス

2025年11月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生優しさ、甘い展開は皆無
主人公がどんな生活をしているか
その動作でみせていく

誰も乗りこなせない、気性激しき白い馬

どう出会い、どう関わり、どう通じたか

言葉は不要、全身でぶつかっていったとき
痛みを超えた先の至高があった

渦中でそれを見ているかのような迫力
圧倒されっぱなし

赤い風船と同じ監督だが、
あちらは天空、こちらは地の重力世界

生きること愛することの力強さを
目と耳に強烈に刻みつけた

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青樹礼門

3.0初見

2025年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

白馬と少年と湿原とで詩的な作品を想像したけど、
意外に激しいアクションスタントも見られ興味深く鑑賞できました。
少年の裸馬の乗馬も堂に入ってて見事な走りっぷりでした。
野生の馬達の疾走も勇壮で楽しく鑑賞。

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asa

3.5イケメン少年と白い馬

2025年11月20日
iPhoneアプリから投稿

ラストは天国の解釈でいいのかな?赤い風船もそうだけど死をメルヘンに描いてるなぁ

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Oyster Boy

3.5少年がイケメン

2025年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

赤い風船はカラー映画だったけど、白い馬は、芦毛の馬でこっちは白黒だった。

赤い風船と同じく、少年と馬の友情を描く。

こちらの少年は中学生くらいなのにむちゃくちゃ男前。

赤い風船では、ガキ大将軍団、こちらは馬飼いとのいざこざも描く。クライマックスで敵対勢力を登場させるのが特徴的。

ただし、こちらはカーチェイスならぬ、ホースチェイスシーンが見どころ。少年は、鞍もあぶみも付けずに白い馬を疾走させる。スリリングだ。

こちらもラストは衝撃的。赤い風船より、死の匂いを強く感じた。

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minavo

4.0少年の成長と旅たちの幻想的な世界観

2020年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

荒涼たる湿地帯のロケーションがフランスの土地で野生の馬が生息していることに、まず驚く。今まで見たことのない幻想的な世界観に新鮮な感動を覚える。この野生馬を捕獲する人たちが、まるでアメリカ西部劇のカウボーイみたいでユニーク。「赤い風船」と同じく撮影カメラが素晴らしい。移動撮影とそのモンタージュ、神秘的なモノクロショットが動く絵画となって美しい。映像詩のラモリス監督の貴重な作品。

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Gustav