「ケセラサラ」知りすぎていた男 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ケセラサラ
ストーリーがわかりやすいが、わかりやすいが故にヒネリを疑ったりしてみた。しかし顔が覚えられないという難しさくらいで、それほどのめり込めない。音楽にかなり神経を注いだと思われる映画で、オープニングの交響楽団、シンバル、「ケ・セラ・セラ」と終盤のコンサート中の暗殺計画。この音楽を基調としたことが唯一素晴らしいと感じる点であり、想像できるストーリー展開はそれほどの脚色を加えてないのだろう。
『ゴッドファーザー3』なんかもこれを参考にしたのかなぁ~と、思えるくらいコンサートシーンも良かった。コンサートとともに終盤クライマックスを演出する作品の草分け的存在なのか?
【2004年ケーブルテレビにて】
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