「ドキュメンタリーではありません」食人族 スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリーではありません
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ドキュメンタリー風のB級映画ですね。当時もポスターや番宣では本物っぽく宣伝して、騙された!、ってオチの映画。
映像的にはよく出来た方だと思います。80年代前半ですから、CG技術もさほどなかったでしょうし、動物を捌くのはたぶんリアルでしょう。
ただ、フィクションだと分かって観ていると、ただ趣味の悪いホラー映画としか観えないので、怖くも気持ち悪くも感じません。
カニバリズム自体、聖書にも記述があり、古今東西「あるっちゃ、ある」ものです。で、コレを取り上げて何が言いたいのか〜、「ヤラセ」「文明とは?」、、、う〜ん。やっぱ、スナッフ風B級ホラー映画がやりたかったのでしょうね〜。カニバリズものならば、佐川一政を取り上げた「カニバ」の方がゾッとする作品でした。
ただ、こういう映画が1983年日本では大ヒットした、ってことは興味深いです。川口浩探検隊シリーズがまだ人気で、「死霊のはらわた」がヒットして、、、そういう世相だったのですかね〜
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