「死神、ちゃんと仕事しろよ」ジョー・ブラックをよろしく Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
死神、ちゃんと仕事しろよ
総合:60点
ストーリー: 40
キャスト: 75
演出: 60
ビジュアル: 80
音楽: 65
美形の主人公の活躍に加えて、最後の花火の上がる美しい情景。しかし・・・
長らく生きてきて多くの人間を死の世界に連れ去っていったであろう死神のくせに、人間のことを殆ど知らない。それがたまたま人の世界にやってきて人と生活を始めたからといって、何故か死神の本分をすっかり忘れて突然人助けを始めてしまう。おまえそんなにサボってばかりいないで自分の本職の仕事しろよ、死神の世界でも有給休暇とかあるのか、と思わず突っ込みを入れたくなる。
プラッド・ピットの笑顔は輝いていて、最後の花火が上がりながらゆっくりと流れる豪邸のシーンもまた美しかった。でも死神のはずの彼は美形だけでなく行動もまたいい役で、彼の好感度を上げる為に作られたプロモーション映画なのですかと感じた。
実は私にとってブラッド・ピットの出演作では比較的最初のほうに見た映画。彼を売り出すためにわざわざ企画・製作された映画を見せられたように感じて、これ以降彼の作品をいくつか見て見直すまで暫く彼の評価がかなり下がっていました。
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