「50年経っても色あせない」ジョーズ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
50年経っても色あせない
 IMAXだとスピルバーグの画力とジョン・ウイリアムズの音楽がさらに際立つ。
 IMAXの画角だと、サメが作り物っぽく見えてしまう瞬間もある。そこはスピルバーグが天才と言われる所以で、作り物を物語に紛れ込ませて観客にフェイントをかませたり、人喰いサメのバケモノじみた力を物理的に感じさせる演出で、恐怖を感じずにはいられない。
 感じる恐さだけじゃなく、襲われ自慢で張り合う男たちのエピソードトークの中に、サメの本当の恐さを想像させるストーリーテリング。
 50年たっても色褪せない作品でございます。
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  岡崎仁さんのコメント
 2025年3月30日
 本作と「E.T.」について、私のレビューに共感いただき有難うございます。
非常に遅ればせながら、この場を借りてお礼申し上げます。
本作ジョーズに関しては、bionさん仰る通り、色褪せることの無い作品ですし、文字通り大いに共感した次第です。
なかなか反応が遅く、至らぬ文章のレビューばかりで恐縮ですが、今後もよろしくお願いします。
kazzさんのコメント
 2025年1月12日
 IMAX上映でご覧になったのですね。羨ましいです。
スピルバーグの演出はやはり見事でよね。
これによってスピルバーグが一気に人気監督に躍り出た、記念否定作品ですね。


