劇場公開日 1981年9月12日

「殺人鬼デビュー戦は白い布マスク」13日の金曜日 PART2 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0殺人鬼デビュー戦は白い布マスク

2021年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

単純

後々ジェイソンとは似つかぬドスッドスッと言う重みのある歩き方はしていない…まだルーキーだったと言うことか?
正直、脚回りは細い。
警官に追われて逃げる足どりはひ弱さも入り交じっているようだった。

が、そこから始まるジェイソン無双
恐らくは生きる為に多数の命を奪っていそうである。

すでに仇のアリスを討ち取り、第一目標達成だがクリスタルレイクにはキャンプ指導員訓練の若者がゾロゾロ…
今作品は盛りついた若者が多く含まれており、恋の駆け引きの過程の者、致す約束を取り付けた者、事後の者(笑)を立て続けにバッタバッタと打ち倒していくのですが、ようやく全身が見えたと思いきや…そうですあのホッケーマスクの怪人はまだホッケーマスクを被って居られませんでした(笑)白い袋に目の穴開けてるだけズレたら視界失いそうです。
そしてマスクだけではなく、体格も細い(笑)圧倒的なパワーはまだありませんでした。攻撃も意味合いを含めた殺し方は完成されておらず、椅子の一撃で倒れ伏す程度に人間らしかった。
得物のマチェーテで肩口を切り込まれる程度に身体の頑強さはなかった。

ここまで書いてるが、今作品に置いてはまだ単なる流行り廃りの殺人鬼映画であり、十把一絡げの作品程度の完成度。
犠牲者の盛っている若者も比較的真面目、観てるこっちが「こいつは殺されてもしゃあないわ(笑)」みたいな人は居ない

ラストも前作と同様、不意をついての攻撃、ヒロイン失神…うやむやのまま終わるのは「はぁ!?」である。

これが原型と言うには些かショボい感じです。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)