シャロウ・グレイブのレビュー・感想・評価
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お金は怖い
新聞記者のアレックス、医者のジュリエットと会計士のデヴィッドの3人はルームシェアの仲良しだが、訳アリの大金を前にして人生が狂い始めるというサスペンス。
シャロウ・グレイブ(Shallow Grave)は「浅い墓穴」、または、計画性のない行動や浅はかさから「墓穴を掘る」こと、映画では、死体を浅い穴に埋めたのでばれてしまった直接的な意味に加え、登場人物たちの計画性のなさや自滅的な行動を暗示するダブルミーニングとして使われています。
麻薬の過剰摂取の事故死なのだから、金だけ隠して警察に届けても良いのに何故、死体遺棄したのか、馬鹿ですね。予想通り金が絡むと人は変わる、つくづく、お金は怖いですね。
自殺?ヤク中?医者ならすぐ判断しろよ・・・
そんなことより、ベッドの下にあった大金に目がくらんだ3人。警察に連絡する前にネコババすることしか頭になかったアレックス(マクレガー)はどんどん持ち物検査しちゃったのだ。最初から金があるとわかってたのか?(笑) そして、ヒューゴの死体をバラバラに切断して山林に埋めるという作業を難なくやってまうのだ。
仲が良い3人といっても男女の関係はつきもの。後半になるとわかってくるけど、それは大した問題じゃない。どちらかというとハイソサエティな職業のはずだが、ハチャメチャ度といった点では共通だった。アレックスとジュリエット(フォックス)が無駄遣いするもんだから、デヴィッドは金を隠した屋根裏部屋に固執する・・・ヒッキーかよ。
時折挿入されてた映像はヒューゴを追う悪人と、彼の行き先を吐かされる男。徐々に彼らが迫ってくるのだ。フォークダンスを楽しんでる場合じゃない!そして部屋に乱入してきた2人。アレックスとジュリエットは縛られビニール袋を被せられる・・・ピンチ。そして屋根裏に登る悪人だったが、デヴィッドは難なく二人を殺してしまったのだ。慣れたもんで、2人の死体を同じ山に埋めてきちゃった。
死体は発見され、警察も彼らのシェアルームを訪れる。簡単には捕まらない展開だが、デヴィッドはアレックスを刺し、ジュリエットがデヴィッドを殺す。そして彼女一人で高飛びしようとするのだが、スーツケースを開けると金は新聞紙にすり替わってた・・・
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