ジャックのレビュー・感想・評価
全20件を表示
個人的には惜しい…
人生で初めて涙した映画!
なん度でもなん度でも
トム・ハンクスの『ビッグ』を見ているとどうしてもロビン・ウィリアムズを思い出しでしまうけど
この『ジャック』を見ていてもトム・ハンクスを思い出すことはないんですよね
トムさんが劣るということではないしロビンさんが亡くなったからとかでもなく、やはり私の中でロビンさんは特別な人だったのではないかと思うのです
多くの作品の中で彼は大人社会に対して「なぜ?」といつも素直に疑問を問いかけていたように思えてならないのです
「いい歳をしてそんな事も分からないのか、もう大人なのだから」
とどの作品にもそんな台詞があるようで、でも私だって思うのです
「なぜ?」と
口にも出さないし思う気持ちも薄れてきている頃に彼の作品を見直すとまた子供の頃の疑問が湧き上がるんですよ
そんな気持ちを持ち続けると今の世の中では息苦しくなってしまうのでしょうかね
それでもそういった作品は作られ続けています
何とか社会がいい方向へ向かうようにとの願いが込められているのだと私は思いたい
そんな未来が来ることが彼の本当の気持ちだったのかもしれませんね。
作文のくだりで幻滅
本当は切なくて狂おしいほどの出来事を明るく笑って過ごすことの素晴ら...
さすがコッポラ!
コッポラが、20代で早逝した息子のために作ったといわれている作品です。主人公のように4倍のスピードで年を取れば、20代で死ぬことになる。また、父親はカメラマンでお金持ちという設定にしたところは、コッポラ自身を思わせる。
早く年を取るというありえない設定にしたこと、直接死を描いていないことなど、抑えた表現が、かえって、子供を失った親の本当の悲しみを伝える。冒頭の赤ん坊の愛らしさやジャックの子供らしい仕草はやはり息子のことを思いながら撮ったのだろうと思って、泣けてくる。
ロビン・ウイリアムスの演技はさすがと思わせる。普通の10歳の男の子が目に浮かぶようだ。子供のしぐさをよく見ている。結局コッポラの脳裏に焼き付いているシーンを再現しただけなのだろうが…。
コッポラの作品をそんなに見ているわけではないが、「ペギー・スーの結婚」では、タイムスリップを新鮮な切り口で描いている。いい小品が作れる監督だと思う。縛りがなく自由に取れるほうがいいのかな、才能豊かだが、プロデュサーなんかとの交渉が下手な気がする。
ロビンの演じるジャックのしぐさ(特に、縁石の上など幅の狭いところを選んで歩くシーンが何度もある)に、息子のことを思い出しながら作ったんだろうな~と思いながら見てください。泣けてきますよ。
純粋さは、無敵!
いくらなんでも
通常の4倍
全20件を表示