「人々を魅了してやまない傑作!」ジャグラー ニューヨーク25時 かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
人々を魅了してやまない傑作!
街に響き渡る騒音、けたたましい音の洪水の中、娘を探して奔走する父親の姿を追いかけるだけの映画が多くの人を魅了してやまない。
45年ぶりに劇場で鑑賞して来ましたが、興奮は当時まま。
否、むしろ増幅していたような気さえしました。
当時の荒廃したブロンクス。
「アパッチ砦ブロンクス」でも描写されていた瓦礫だらけの街、入り乱れること人種、そして汚職まみれの警官、それら全てを相手取りながら走り続ける父親。
観ている我々の方も手に力が入り始まりから終わりまで興奮が途切れない。
それどころか息する事さえ忘れてしまう傑作!
永らく世界的に鑑賞が難しかった本作が劇場で鑑賞できるチャンスが到来するとは夢にも思いませんでした。
勿論、このチャンスを一回で終わらせる事なんて出来やしません。
時間の許す限り何度でも劇場に行くつもりです。
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