「人生はいいことばかりじゃなくても、諦めずに生きなきゃ」シャイン オパーリンブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
人生はいいことばかりじゃなくても、諦めずに生きなきゃ
NHKBSで、初見
公開時かなり話題になっていたが、やっと視聴できた
「この世は強い者だけが生き残る」という信念の父親(ピーター)は、自身が父親に音楽への道を断たれた経歴がある。息子(デビット・ヘルフゴッド)にピアノを教え込み、音楽を学ぶことを許す自らの心の広さを盛んに喧伝するも、いざ息子が世間的に評価され、アメリカ留学・イギリス王立音楽院への奨学生への道が開けると、その誘いを徹底的に阻む…
ジェフリー・ラッシュが青空に腕を広げたポスターの印象が強くて、もっと違う話かと思ってました
(音楽家が戦争等の苦難の道を経て、誰かと巡り合って感動の涙…みたいな?)
天才音楽家の数奇な運命の話
(敢えて言えばフォレスト・ガンプのピアニスト版、但し毒親付き)
前半の父親からの圧の描写は怖かった、息子が評価されると喜ぶくせに、家族として共にいることを強いて、従わないと殴ってくるし…
後半は精神病院への措置入院を退院してからの、人との奇跡的な巡り合いの奇跡でしょうか
ジェフリー・ラッシュが本当に自閉症スペクトラム障害者に見えて、さすがアカデミー賞に値していました
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