シャークのレビュー・感想・評価
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小柄なサメ
サミュエル・フラーがスピルバーグの『ジョーズ』よりも前にサメ映画を撮っていた少しの驚きがありながら、時は同じく?『イージー・ライダー』や『真夜中のカーボーイ』などアメリカン・ニューシネマが台頭し、デ・パルマやスコセッシなど新たな世代が才能を発揮する中、本作に於けるサミュエル・フラーの演出が古臭く思え時代遅れを感じてしまう、海洋サスペンス、アクションにパニック映画としてのジャンルを確立出来ない不甲斐無さ、鬼気迫るはずの場面は音楽で煽りながら誤魔化しているようで劇中に流れるジャズに違和感すら覚えてしまう。
デニス・ホッパーやヴェンダース、ジャームッシュなど自分が好きな人に愛されている影響を受けてサミュエル・フラーに興味を持っているのかも、何本か観ている作品の中でいまいちピンっとくるものがまだ無い!?
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