「クローン人間禁止法」シックス・デイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
クローン人間禁止法
最初、地上波で放送されたものを観た時には違和感を感じなかったが、シュワちゃんも喋りが下手だなぁ~と痛感する作品。シュワちゃんを観るときは吹替え版がオススメなのだろう。
クローン人間の映画には必ず出てくる、「もう一人の自分がいる」といったシーン。メインはこのシュワちゃんの二役だが、怪我をした息子のためにクローンを作るといった考えさせられるエピソードもある。クローンが自分の妻とイチャイチャするなんてのも面白い。浮気とは言えないけど。
病気を治すことといういいことだけではなく、「死を克服することができる」「神になれる」など、クローンが増えるとどうなるかといった問題提起もある。シンコードさえ保存してあれば、いつでもクローンを作ることができるってのも怖いことだ。クライマックスでは「人は死ぬものだ」という台詞で救われるけど、「人は死んでも生き返る」と信じてしまう子供が増えそうな気もする。
【2005年ケーブルテレビで鑑賞】
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