「これほど反戦意識が掻き立てられる戦争映画は初めて」7月4日に生まれて Alejandro Gillickさんの映画レビュー(感想・評価)
これほど反戦意識が掻き立てられる戦争映画は初めて
戦争で負った傷やPTSDに苦しみ続ける1人の若者を誠実にまっすぐ描いた戦争映画であり、監督本人の反戦意識が観ている側にひしひしと伝わってくる強烈な作品。
神を信じ祖国のために戦ったロニーを待っていたのは惨すぎる現実。
病院でのシーンや家で感情を爆発させるシーンは直視できないほどに心に重くのしかかる。
それでも自分の罪に正面から向き合い、苦しみを克服し自分のような若者を増やさないために政府に対して声を上げる姿勢は勇ましさに溢れていた。
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