「帰郷もの名作」静かなる男 naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
帰郷もの名作
待ちに待った映画です。
S・スピルバーグ「ET」でショーン(ジョン・ウェイン)のシャツが透けるシーンを再現したとか。
J・カーペンター「ゼイリブ」喧嘩シーンは本作品へのオマージュだったとか。
ところでB・ベルトルッチ「暗殺のオペラ」のオープニングは本作品意識してないか?
この前、観たH・ホークス「リオ・ロボ」と共鳴する風景(駅と川べり)が確認できたのは大きな収穫です。
J・フォードといえば西部劇の名手ですが、
現代劇も戦前、結構撮られてたのではないでしょうか?その点は淀川長治さんが、お詳しいのでしょう。
撮影監督ウィントン・C・ホックの重厚な画面はフランスの画家ドガの油彩画を見ている感じです。
フォード映画お馴染みのわちゃわちゃした感じがいいですね。映画館で観客の笑い声が聞こえたのは久しぶりです。
日本初公開当時のポスター(J・ウェインがM・オハラを引きづるシーン)も結構好きです。
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