「軽快な"洒落てる"映画でした」三人の妻への手紙 グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
軽快な"洒落てる"映画でした
"洒落てる"って言葉がピッタリの、おシャレな作品でした。
生活も良く、幸せそうな三人の妻宛に"あなたたちのご主人のうちの一人と駆け落ちします"という手紙。
差出人は、街で完璧な女性と噂される女性アディ。それぞれ思い当たることがあり…。
1949年、ジョゼフ・L・マンキーウィッツ監督のアカデミー監督賞、脚本賞受賞作です。
夫の故郷に馴染めずにいる妻、放送作家で夫より高給取りの妻、富豪と結婚したものの満たされない妻。三人の妻がそれぞれ魅力的でした。そこに「裏窓」のセルマ・リッターが、お得意のおしゃべり家政婦役で絡んできたりして。
放送作家と上司のやり取りから、戦後台頭してきたマスコミ業界が垣間見えます。
そして噂の女性、アディの粋な女っぷり。見せ方が、というか見せな方が素敵、上手いです。
女友達と楽しく観たいと思いました。
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