「「失いたくないものを持っていて強い」が本当の人のあるべき姿だと感じた。」ザ・ロック 孔明さんの映画レビュー(感想・評価)
「失いたくないものを持っていて強い」が本当の人のあるべき姿だと感じた。
クリックして本文を読む
海兵隊の伝説的な指揮官が部下を引き連れて神経ガス爆弾を基地から強奪。
今は観光名所となっているかつてのアルカトラズ刑務所に立て篭もり、観光客を人質にとって大金を要求した。
政府は爆弾のスペシャリストと刑務所に収監されていた伝説の諜報員をコンビを組ませて島に潜入させることにする・・・。
敵のボス・ハメル准将が悪人ではなく、アメリカの歴史上で政府の作戦の犠牲になってきた海兵隊員たちや遺族のために
敢えて立ち上がった点は他の作品とは違う点。他の凡百の作品だと「単なる金目当て」のテロリスト集団になる。
ただ、冒頭のハメル准将が妻の墓参りにて自分が悪の汚名を着る覚悟を明かす場面が後のシーンに繋がらないのが不満。
妻も犠牲になったことに対して復讐心があったとかを表す場面がなく、投げっ放しの印象。
若きニコラスが演じる爆弾解体のスペシャリストと、コネリー演じる伝説の諜報員のコンビは最初は対立する。
が、共に「守られねばならない家族」がいたことで意気投合。
だからこそ政府の諜報員に対する裏切り行為(作戦に協力だけさせて恩赦の約束を反故にしようとしたこと)に反発したのだ。
敵のハメル准将にもし子供がいたら作戦の実行はなかっただろう。
「失うものがなにもないのに強い」では人は悲しい。
「失いたくないものを持っていて強い」が本当の人のあるべき姿だと感じた。良作。
コメントする
