「黙示録で創世記。だが、共に滅ぶ運命なのだ。」新・猿の惑星 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
黙示録で創世記。だが、共に滅ぶ運命なのだ。
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『Primitiveな人間には気を許さない事だ。』プリミティブをどう日本語訳すか?で違って来る。野蛮な、原始的、ダサい。
さて。
コーネリアスが語る
『人間は兄弟を殺しても犬は殺さない。』
動物愛護の台詞ではない。そこが肝心だ。つまり、
これは正にベトナム侵略戦争に対するアイロニーなのである。
鳥肌が立つ。
その後、コーネリアスが話す話は黒人奴隷解放の歴史。
さて、このストーリー展開は手塚治虫先生の『アトム今昔物語』がそのものズバリだ。お猿さんがロボットに代わっただけだ。アトム今昔物語は1967年の新聞に連載されていたと記憶する。さてさて、その事をこの映画の製作者は知っていただろうか?
『ターミネーター』は完全にリスペクトしているわけだが、その前に『アトム今昔物語』があった。また、ジェームス・キャメロン監督の『アバター』はこう言ったストーリー展開をリスペクトしている。
SCREENの予告広告を見て映画館に見に行った。クソガキの僕は、鼻を垂らしながら感動したものだ。
ダーティー・ハリー?
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