劇場公開日 1976年6月12日

さらば愛しき女よのレビュー・感想・評価

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3.0フィリップ・マーロウ

2022年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ヤンキースのディマジオが打てばいいのさ、ふっ。連続試合安打は難しいんだよな・・・プレッシャーがかかるし。事件よりもディマジオの記録の方が大事なのさ。

 ムース・マロイという出所した男もよくわからない。もう、わからない人物だらけの中で新たに殺人が起こる。雰囲気と台詞だけで楽しむべきチャンドラーの世界だ。

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kossy

3.5マーロウを味のある演技で魅せるロバート・ミッチャムのムード優先のハードボイルド

2022年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

レイモンド・チャンドラーは、ハードボイルド推理小説の代表的作家と称され長編の殆どが映画化されているという。『Farewell、My Lovely』を原作とする3度目のこのディック・リチャーズ作品は、主演のロバート・ミッチャムの魅力が溢れて、気だるさの中に独特な雰囲気を醸し出して成功していると思う。演技派でもなく、特に個性が際立つ俳優ではないが、スリーピング・アイと呼ばれる特徴を持つこのベテラン俳優のキャリアの裏打ちがあって、このフィリップ・マーロウは存在感があり良かった。ただ、監督のリチャーズの演出にはムード優先の切れ味不足があるのは否めない。人物を含めた被写体を殆ど中間距離で撮影するカメラアングルが多く、映画的な広がりも弱く、当たり障りのないカメラワークと言えるだろう。それが、過去を消し去ろうとする悲劇の悪女ヘレンを好演したシャーロット・ランプリングの魅力を全開にしていないところが、心残りだった。この女の哀れさがもっと表現されていたら、これは傑作になっていたはず。
謎の女を探す探偵マーロウが遭遇する連続殺人事件に絡んで描かれた、男の哀愁と女の非情さが、40年代のロサンゼルスを舞台にした映画の中で漂う魅力ある佳作ではあった。

  1977年 3月13日  池袋文芸坐

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Gustav

2.0ありがちで退屈な内容が延々と続くだけ

私立探偵の話。ありがちで退屈な内容が延々と続くだけ。つまらない。

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3.0徹頭徹尾B級映画

2017年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

寝られる

典型的なB級映画です。しかも良くも悪くもなく、見たという事実だけが残ります。結局はフィリップ・マーロウがロバート・ミッチャムで良いかどうかで、点数が変わるのではないでしょうか。ボギーと比べるとどうしても不利だと思いますが。売れる前のスタローンが出ているとか、トリビアに走った方が幸せな見方かもしれません。ストーリーを追いかけようとしたり、アクションを楽しもうとすると、失敗します。

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だだ

3.0結末はどうにか理解できたが、途中の展開がよく分からなかった。 主演...

2016年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

結末はどうにか理解できたが、途中の展開がよく分からなかった。
主演のロバートミッチャム、渋い。が、あの雰囲気なら私はやっぱりコロンボ世代。シャーロットランプリング、綺麗ですが、目つきが怖すぎてなんか…シルベスタスタローンがいたのが笑えました。
昔すぎて私には世代が合わなかった感じ。主演等の俳優さんが好きなら楽しめると思います。

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はむひろみ

3.5昔のなつかしのハードボイルド作風

2016年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 次々に勝手に向こうからやってくる人物と事件が怪しい。貧乏そうな私立探偵に気だるい街にそれっぽい音楽と、いかにも昔ながらのハードボイルドの定型にきっちりと合わせて作られた作品。同じ主人公が登場するチャンドラー原作の『ロング・グッドパイ』よりも、物語は動きがあるし謎めいていて良い。

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Cape God

3.0飄々としたハードボイルド

2016年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

私立探偵フィリップ・マーロウ
ちょっと引退寸前?くらいのお年寄り加減(^^;)
息切れしないか?と思いながら事件は進んでいくのだけれど
かえって落ち着いていて格好いい、渋い

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mamagamasako