さよならゲームのレビュー・感想・評価
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公衆便所
最初はエビー(ロビンス)と付き合うことになったアニー(サランドン)。この最初の流れがよくつかめない。クラッシュ(コスナー)はそれで満足だったのか?
チームメイトの公衆便所と化しているミリーも可愛かったけど、敬虔なクリスチャンのビリーと結婚することになったし、ブードゥーを信じてるホセなど愉快なメンツがなかなか。逆らうと調子を崩すピッチャーと教育係のようなキャッチャーのコンビも面白い。
連戦連勝でセックスがおあずけとなったアニー。ついにエビーがメジャー昇格。しかし、一方でクラッシュは解任だ。野球人生の悲哀が鋭く、単なるスポーツ映画ではない雰囲気。この後半は良かったんだけど・・・
この映画がきっかけとなって結婚したサランドンとロビンス。だけど、この映画の中ではけヴィン・コスナーとの濡れ場のほうが過激だった~
そんな坊やに興味を示す女にゃ興味ないね
映画「さよならゲーム」(ロン・シェルトン監督)から。
原題の「BULL DURHAM」が、どうして日本語になると
「さよならゲーム」になるのか、理解に苦しんだ。
原題(ブル・ダーラム)はノース・キャロライナ州にある
タバコ会社の名前、であるにもかかわらず・・。
野球好きだからこそ、その結末に期待したのに、残念であった。
物語前半、野球狂の熟女アニーに誘われても、言い返した台詞。
「そんな坊やに興味を示す女にゃ興味ないね」
おぉ、カッコいい・・とメモしたにもかかわらず、
最後には「興味を示す」では留まらず、彼女とセックスまで・・。
最初の台詞は、なんだったんだよ・・と消化不良で観終えた。
野球が好きだからこそ、気になるシーンは多い。
私自身、何度も球場へ足を運んでいるから、いくら映画とはいえ、
そのプレーの甘さに、納得できないシーンが多かった気がする。
スピード感だけでなく、全体を包む緊張感がなかったからか、
イマイチ、作品にのめり込めなかった。
もうしばらく「スポーツ」を題材にした映画を観てみようと思う。
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