劇場公開日 1952年2月15日

「悲劇だが 気にならず、楽しめる」サムソンとデリラ(1950) jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0悲劇だが 気にならず、楽しめる

2019年7月8日
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王国(パラマウントスタジオのこと)を 築いた デミル監督の 旧約聖書を題材とした大作

紀元前1000年の、わりと大雑把な、神に選ばれた怪力男サムソンを マチュアが、彼に執着するデリラを ラマーが、彼女を 愛しているのか、観察してるのか判らない王を サンダースが演じている
(一番、理解出来る人物)

壮大なセット、豪奢な衣裳、本物の宝石(飴玉のように大きい!)
金のかかり具合も、ある意味、気持ちがいい

女性観客の目を 意識した、監督の作戦に はまり、
凝視してしまう…

サムソンが ライオンと闘う場面は、
明らかにスタントマンと判り、
それも ご愛嬌か

ヘディ・ラマーは ひたすら美しい
今では「発明家」としての方が 有名らしいのには、ビックリです

jarinkochie