「笑撃のラスト!」サブウェイ・パニック たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
笑撃のラスト!
最初観た時、あまりの伏線回収のうまい落とし方と、ウォルター・マッソーの顔で、一瞬びっくりした後、爆笑した記憶があります(笑)
ラストシーンのみの衝撃度なら、今まで観た映画の中でも10本のうちに入りますね。
本編も、始まってから地下鉄を乗っ取るまでの間、犯人グループから乗客、職員に至るまで、短いカットで上手に紹介し、事件が動き出せば、色々な人物が作品のテンポを損なうことなく、話しを盛り上げていく。
リメイク版との最大の違いは、キャラが活きてるかどうかですね!
本作は、リメイク版みたいにただ主人公が振り回されるのではなく、主導権を完全に握らせまいとする公安局警部補ガーバーと、冷静かつ非情な主犯ブルーとの駆け引きを主軸に、事件を選挙に利用しようとする市長、くしゃみ連発グリーン、スケベで短気なグレー、乗客たち(ポン引き、酔っぱらい、私服刑事など)とキャラが皆活きてるのです。
特に、ひょうひょうとした態度ながらも頭のキレるガーバーを演じた、ウォルター・マッソーが素晴らしい!
今の俳優で、あの顔芸ができるのは、トミー・リー・ジョーンズくらいじゃなかろうか!?
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