「トロピカールな音楽」コマンドー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
トロピカールな音楽
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『ラストスタンド』の予習で、公開時以来で見返した。当時『ランボー2怒りの脱出』のような興奮を期待して見に行った。武装する場面が圧倒的にかっこよく、テンションが上がる。映画秘宝でてらさわホークさんが指摘しているように、スチールドラムのカリプソみたいなトロピカールな音楽がひっきりなしに掛かっているため緊張感が台無しだった。
シュワの躍動する筋肉が非常にパワフルで、無駄に爆発も多く、敵は無限に現れ非常に忠誠心旺盛で、命がけで向かってくる。アリッサ・ミラノって超絶にかわいらしかった印象があったが今見るととても野暮ったかった。それに意外と大きくてシュワもちょっと重そうだった。黒人のヒロインはなぜあんなに付き合いがいいのか不明で、ラスボスはシュワに言いくるめられてすんなり銃を手放すし、みんなそれほど命を大事にしていない感じがすがすがしかった。
午後ローで見るのにちょうどいいような映画だった。
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