コピーキャットのレビュー・感想・評価
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物足りない
記憶が確かなら「羊たちの沈黙」の再来みたいな
感じだったと思うんだけど、
遠く及ばないと言うか、
脚本もそうだし演出もすごく下手だなと思いました。
防弾チョッキを着るシーンをあんな大袈裟にやったら
小学生でもオチが分かる。
ダラダラとした前半
唐突に出て来ちゃう犯人
何の意味があるのか男性警官の突然の死
特に意味のなかった警官の三角関係
クライマックスのダラダラした犯行
クライマックスの喋り過ぎてなかなか殺人に至らない展開は特にストレスが溜まりました。
シガニーが連続殺人が過去のシリアルキラーの犯行と
一緒だと気付き計らずしも犯人に近寄って行ってしまう
流れは面白かったけど、
犯人のビジュアル含めたキャラクターは二流三流感が
漂っていた。
観ながらそう言えば中学生の時も期待外れだったなぁ
と思った事を思い出しました。
1996年かー
タイトルは知っていた
90年代の映画は、観てなくてもタイトルは記憶に残っていることが多い
女刑事の毛量多い
(この時代のアメリカ人女性、びっくりするぐらい毛量多い人多い)
ハンサム顔の男刑事が実は犯人かも?とか
思ってたけど、本筋と関係ないとこで死んでしまう
ハンサム顔が人質にされたとき、犯人の肩を狙ったことで、
ハンサム顔を救えなかったから
ラストはこれでもかと撃ちまくった女刑事
ラストで
シガニーウィバーと女刑事がW主役だったのかと納得
犯罪もので、女性がW主役ってめずらしい
これも90年代っぽい
なんじゃかんじゃと女性の起用促進に力を入れてた頃
ポリスの曲がラストにかかるのもかっこいい
安っぽいありがちなスリラー
古くて安い。
そして人物がバカばかり。
敵もバカでなんでこんなのを捕まえられないのか分からんレベル。
この映画に必要なのは捻った設定じゃなくて堅実なストーリーと演出とちゃんとしたトリックだよ。
レクター博士を殺人鬼と学者に分離・・・
一応、猟奇殺人鬼のサイコスリラーだが早々に犯人や黒幕が明かされてしまうのでミステリー感は薄い。
ただ殺人を見せて怖がらせるだけでは芸が無いと思ったのか、過去の殺人事件をなぞる謎の模倣犯を仕立て不可解な不安をあおるプロット。
登場人物のキャラクターは名作「羊たちの沈黙」をオマージュしたのか事件解決のヒントを出すのはレクター博士(アンソニー・ホプキンス)でなく犯罪学者ハドソン博士(シガニー・ウィーヴァー)、それではまとも過ぎるので死刑執行を待っている殺人鬼ダリル(ハリー・コニック・ジュニア)を絡ませ気味悪さの分を担わせています。ただハドソン博士のパンティを欲しがる変態ですから重みはゼロ。
捜査官はこれまた女性だがジョディ・フォスターよりはとうの立ったお姉さん(ホリー・ハンター)、ただ警察があまり優秀だとすぐに終わってしまうので適度にドジを踏んでくれます。
いよいよ追い詰められたシガニー・ウィーヴァーさん、「かかっておいで!」のエイリアン2の名セリフでしたから、いよいよ本領発揮かと期待しましたが、おいしいところはホリー・ハンターが汚名返上とばかりに持っていきましたね。
ムショの殺人鬼は自伝を出版したらしく、こともあろうか師と仰ぐ変質者がファンレターを送ってくるから妙な新興宗教のような不気味さ、キリスト気取りで使徒が12人居ると豪語していたしラストシーンは明らかに続編狙いでしたね。劣化版「羊たちの沈黙」といった感想でした。
題材は良いけど
キャストがね。シガニー・ウィーバー、嫌いではないがどうしても「エイリアン」のインパクトが強すぎて。特に戦う気の強い役柄だと重なってしまう。こういうの、役者として得なのか損なのか?
映画は、犯人が掘り下げ不足なのでつまらない。怖さも不気味さも感じられない。女性刑事のバディの死も映画の流れとしてつまらない。もっと流れの中で活かせる展開があったろうに不可解。
緩い作品を見る目で見よう
異常殺人犯が出てくるサイコサスペンス映画・・・
なんだけど、羊たちの沈黙っぽいなー。犯人に狙われる女性教授がエイリアンのリプリーとおんなじ女優だ。警察官たち失敗しすぎじゃない?
と突っ込み気味で見てしまった・・・
過去の異常殺人犯になぞらえ犯行を行う殺人鬼ってところは現実味があって恐ろしいなと思ったんだけれどね
『羊たちの沈黙』の劣化版
総合:65点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
『羊たちの沈黙』以来出来た異常者を心理学で分析するという構図を取り入れた作品。ところどころでその影響がみられるが、全体に質感が低い。
異常犯罪者を心理分析するという面白そうな主題だが、どうもそれほど惹きつけられない。犯人は異常者だけど他の異常犯罪者を真似ることに執着するという理由に明確性がない。しかもその犯人は、冒頭で出てきた異常者で逮捕され刑務所にいるダリルと文通したから操られているというのがまたよくわからない。異常者は執着するものに対して異常者なりの整合性がありそうなものだし、自分が大物だと思い込みたいならば自分なりのやり方をすれば良い。ダリルにどう洗脳されどうして彼に共鳴し自己を捨てて彼の言うことを細分漏らさず忠実に実行しようとするのか、その過程をわからせてくれないと自分としては納得できなかった。これだと実行犯よりも手紙だけで人を操れるダリルのほうが全然凄いはずなのだが、劇中の彼にはハンニバル・レクターのような凄みがなくただ個人の異常者。
また実行犯は研究職にありながら、時間的に能力的にどうやって他の女を殺す犯罪を成功させていったのか、その実行力的な部分が省かれていたのも気になった。
赤い洋服を着た女の首を吊るなど映像は部分的には派手で見映えする。だが『ケープ・フィアー』『羊たちの沈黙』に比べて演出が不足なのか、心に冷たさが迫る怖さが欠ける場面も多い。モナハン刑事の犯人に対する態度はどこか他人事でどうも軽くて緊張感が低い。
テレビ放送で観たのだが、かなり短縮されていてこれで余計に物語がわかりにくくなったり迫力不足になったのかもしれない。しかしそれでも正規の本篇をもう一度観ようという気にはならなかった。あちこちで一歩足りない作品なんだろう。
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