「移り行く時代」ゴッドファーザーPARTIII keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
移り行く時代
"祝い"で始まり"死"で終わるというシリーズの伝統に固執し過ぎているように思った。
その結果、自身の最高傑作である「Part1」の真似事のような印象を受けてしまう。
また、テーマが"愛"というより感情的なものに移ったことがこの作品の評価を二分している。
やはり、コッポラには繊細な恋心を映し出すよりも血生臭い男の世界が似合っているということだろう。 とはいえ、クライマックス恒例の殺しの緊張感は相変わらずで、何より16年を経て同じ役者を使ったことが時代の移り流れを感じさせる。
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