「NYを舞台にしたモンスターパニック」GODZILLA ゴジラ(1998) GMKゴーストさんの映画レビュー(感想・評価)
NYを舞台にしたモンスターパニック
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◯NYを舞台にしたモンスターパニック
ニューヨークに出現したゴジラ。
驚異的な破壊力に翻弄される人々を
描く。
◯大迫力のCG
当時の最新技術で表現されるゴジラの
大暴れは、着ぐるみ特撮とは違う
迫力がある。
◯怪獣の生態を分析
主人公であるタトプロス博士を
通してゴジラの生態に迫る。
ゴジラの習性を利用して行動の予測や
作戦の立案を行う。
◯エメゴジ
恐竜や爬虫類を思わせる
日本のゴジラと全く異なる造形。
巨体であるにも関わらず素早く、
ミサイルも避けられる。
海中での行動や穴を掘って地中を
移動するなどが可能。
無性生殖が可能で卵から孵った
ゴジラベビーが大量に登場。
ベビーの状態ですでに凶暴。
◯ジャンレノ演じるフィリップ
ゴジラを生み出してしまった
祖国フランスの償いのため、
ゴジラ討伐を目論む。
冷静な戦闘員でありながら
エルビスプレスリーを好むなど、
人間味もある魅力的なキャラ。
△GODZILLA
ゴジラを名乗っていることが
評価が割れている原因。
今回のゴジラは大きなトカゲに
近い生物であるため、ゴジラに
神性を見出しているファンには
受け入れられない。
放射熱線がオミットされていたり、
通常兵器で倒されてしまうところも
ゴジラ感がなくなっている原因。
△無能な軍とご都合主義的展開
怪獣映画にありがちな軍の作戦が
ことごとく失敗する一方、主要人物が
主人公補正で敵と戦っていく展開。
ハリウッド映画らしい娯楽に
振り切った作風だが、リアル志向の
映画ファンには合わないかも。
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