「サバイバル」活きる タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)
サバイバル
動物的サバイバル生活のようだだと思った。動物たちは傍から見ると優雅に生きてるようにも見える。が、実際には サバイバルで毎日死と向かいあって生きている。彼らが生きることがそんなに難しいかと言ったら、若いうちは 特にそうでもないかもしれない。 何とか生き、生き残り、そして 子孫を残していく・・ここの人間もそうだ。・・ということが この映画では描かれていると思った。・・・中国人は・・ という話を聞くが この映画では全くそれを感じない。日本人や欧米人と全く同じ感性を持った人々だ。 ただ 与えられた状況にアジャストして生きる・・ そのアジャスト力と生き延びようという生命力が現代の日本の若者よりも強いように感じた。日本の若者たちよ、私の思い込みであることを祈る。
映画として特筆すべきなのはカメラが凄い。 このカメラマンは日本の著名なカメラマンよりもさらにいいと思った。 何を撮ってもうまい。 静止画像でなく動いてる画像を撮るのもうまい。そして使ってるレンズがとても良くて味わいのある映像が撮れている。 もし この 映画が現代のレンズ とデジタルカメラで撮影されていたら このような情緒感は出なかっただろう。 もっとドキュメンタリー みたいな作品になってしまっていたはずだ。映画監督よ、映画は フィルムで撮れ。
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