ゴールデンボンバーのレビュー・感想・評価
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スタン・ハンセンもチョイ役
ストーリーが単純すぎる上に、映画であるため寸止めのパンチの応酬にがっかりしてしまう。これなら本当のプロレス番組を観るほうがいい。
そんな中でも特筆すべきはワールド・テレビ・ネットワーク社長ブレルの悪徳ぶり。金の亡者で視聴率至上主義。何でも金で買えると思い込み、リップ(ハルク・ホーガン)に白紙の小切手まで渡そうとするが、リップは動じない。そして、「バトル・オブ・タフ・ガイ」という番組を作り、そこで誕生した凶暴なム所帰りの巨人ゼウスを使い、リップを挑発するのだった。
それでも乗ってこないリップ。最初は色仕掛け道具として派遣されたサマンサも彼に惹かれてしまい、ついには魔の手は彼女にまで・・・。もう悪役ぶりがすごすぎる。憎々しさの演技だけは凄かった。
地下プロレスも大男たちの殴り合いだし、寸止めの演技も下手なので迫力がない。ハルク・ホーガンの得意技アックスボンバーもほとんど見られないし、ちょっと残念なB級作品。YouTubeでハルクホーガンを見る方が100倍いい!
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