恋人たちの予感のレビュー・感想・評価
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ロマコメ映画の最高傑作
ネットニュースでメグライアンの近影を見てあまりの変貌ぶりに驚いてしまい、全盛期の映画が見たくなり数十年ぶりに視聴。
30年以上前の映画だし今更内容をどうこう言うものではないが、スタンドバイミーの監督ロブ・ライナー、本作でアカデミー脚本賞にノミネートされたノーラ・エフロン脚本、後にロマコメの女王と呼ばれるメグ・ライアン、すでに人気コメディアンで数年後アカデミー賞の司会もするほどの大物になるビリー・クリスタルの掛け合いが最高に面白い珠玉の大人のラブコメディ。
サリーがハリーとランチする当時から超有名店だったカッツデリには20年くらい前に出張でNYに行った際に聖地巡礼したほど大好きな映画。
サリーが早口で超細かい注文をしたり、ハリーの前でフェイクオーガズムをするシーンはあまりにも有名だが何度見ても笑えるし、またそれを見て「私にも同じものを頂戴」と隣のお婆さんが注文してさらに爆笑してしまう。
実際の店内にはちゃんとこの席ですよとプレートが吊してあり、当時でもまだサリーの真似をしてまあまあの大声で悶えてみせる人が結構いたとのことw。(上手だった人へは拍手喝采になるそうw)
原題のWhen Harry Met met Sall・・・通り、数年おきに偶然2人が遭い、紆余曲折しながら最後は・・・というその経過が本当に面白く、全ての要素が揃わないと成り立たないような最高のラブコメ映画だと思う。
【お互いに惹かれ会っているのに、好きと言えないメンドクサイ男女の11年間の関係性の変遷を描いた恋物語。だが、観る側に対しての焦らしシーンの数々がこの作品の真価なのである。】
ー 今作の随所で、齢を重ねた様々なご夫婦が、馴れ初めを語るシーンが挟み込まれる。素敵な構成である。-
◆感想
・サリー(メグ・ライアン)とハリー(ビリー・クリスタル)の最初の出会いから、徐々に二人が想いを募らせていく過程の描き方が面白い。
ー お互いに気が無く、NYへ仕方なく一緒に車で行った・・。-
・”友達なら良いけれど、恋人は・・”等と言いつつ二人は別の相手と付き合ったり、結婚したりするが直ぐに別れてしまう。
ー ”アー、面倒臭い人たちだなあ・・。好きって言えば良いじゃん!”
だが、この観る側に対しての焦らしがこの作品の真価なのである。-
・”私、寂しいの・・。僕も寂しいんだ・・。”でメデタク結婚などという、ありきたりなストーリーではないのですよ、今作は。
・フツーの喫茶店で、二人でサンドイッチを食べている時に、サリーがハリーとの結婚観の違いから周りのお客さんがぎょっとして振り返るエクスタシー演技には大笑いである。
<ホント、メンドクサイ男女だが、ラストの大晦日のパーティでの寂しい思いを抱えているサリーの元へ、一人寂しい大晦日を送っていたハリーが走って来て、サリーから涙ながらに”大嫌い!”と言われながら交わすキスシーンは、矢張り良いのである。
そして、サリーとハリーがそれまでの齢を重ねた夫婦と同じアングルで嬉しそうに、結婚について語るシーンも良き作品である。>
友情と恋の間の微妙な男女の友情。 友人だと思うと、恋心があったとし...
元祖アヒルぐち
男女の間に友情は成立するかなんてのは、テーマじゃありません 本当のテーマは、男女の考え方の違いを描くことです
1989年公開
メグ・ライアンの出世作です
脚本のノーラ・エフロンもまた出世作となりました
冒頭は1977年のシカゴ大のキャンパス
ラストシーンは1989年
12年かかってやっと結ばれたカップルの物語
男女の間に友情は成立するかなんてのは、テーマじゃありません
本当のテーマは、男女の考え方の違いを描くことです
男の本音、女の本音がてんこ盛りで登場します
それをさらけ出さないと、友人より先になんか行くわけないのです
劇中に何組も登場して、二人の馴れ初めを話する老夫婦のインタビュー
カップルの数だけ馴れ初めの物語があるのです
恋愛には方程式も理屈もなくて、なるものはなるし、ならないものならない
本当に結ばれる二人なら、本音をぶつけあうのです
傷つくのが怖いようなら、結ばれるわけもないのです
恋の直感に素直になろうよ、というのが結論なのです
ロアーイーストサイドのカッツ・デリカテッセンは、本作で有名になりました
サリーが女はみんなあの時感じてる振りをしてると言うのを実演する本作の有名シーンの舞台だからです
サリーの年代ごとのファッションと髪型、化粧の移り変わりも見どころです
それだけで笑えます
メグ・ライアンの、常にスマイルが浮いている表情がたまりません、
I really hate you
男性必見のラブロマンス
公開当時とテレビ、レンタルDVDと5回以上は観てますが
TOHOシネマズの企画で再度映画館で観られて嬉しかったです。
なんと言ってもこの映画を映画史に残る作品にしたのは
メグ・ライアンのあるシーン!!
今では定説になっているけれど、
この映画の作られた当時では
男性の思い込みをあざ笑うかの様なこのシーンは
まさに多くの女性の「してやったり!」と言う
快哉の声が映画館に溢れたんだじゃないかしら!!
主人公のハリーを演じるビリー・クリスタルは
大してカッコイイ訳でも無い上に、割と無礼な奴で
正直ラブロマンスの主人公にはあまり向いて無いし
ヒロインのメグ・ライアンも見た目は可愛いけど
性格的にはめんどくさいタイプ。
でも、だからこそこの映画は11年も友達でいる事に
リアリティーを感じさせるのかな〜〜
もっとお互いカッコ良くて良い奴だったらサッサと
恋人に落ちてしまってる。(笑)
アメリカのこの手のラブコメは割と男女どちらも
ちょっと一癖ある者同士のぶつかり合いが多いですね。
それは観てる観客側も現実には有り得ない美男美女ばかりの
ご都合主義な恋愛にはもはや感情移入出来ないから。
ちょっと一癖ある者同士でもお互いが素直にぶつかり合う事で
お互いが理解し合い成長して幸せを掴む。
それこそリアリティーのある恋愛。
そういう生身のぶつかり合いが恐くて今はみんな
恋愛弱者になってる気がする。
特に若い男性に観て欲しいな〜。
恋愛はめんどだけど面倒だからこそ
達成感や信頼感があるってこと。
楽しい映画です。セリフをしっかり噛み締めて〜〜
チャーミングなメグライアン
あると思います!
永遠の課題
同性の友よりも深く話せる存在
そんな贅沢な友達がいたらいいな
そりゃ〜いる人はいるでしょうけどなかなか出会えるもんじゃありゃせんぜ旦那
だってそうでしょ、よほどのクソ真面目野郎じゃなきゃハグだってチューだってねー
クソ真面目野郎だって我慢してるだけなんだしね
胸だってお尻だって見ちゃうよねー
でもこんな友達がいたらいいな〜と思うな
長続きするんだろうか?
あまり合わない方がいいのかしらん
はなっから人の彼女だったら全然大丈夫なんだけどね
そういえば若い時に2、3人いたな〜
みんな友達の彼女だから気兼ねなく下心なく話せてたな
よくみんなで酒も飲んだしドライブにも行ったし楽しかったけどアレは友達じゃなくてやっぱり人の彼女なんだよね
だからやっぱり違うんだよね
若造には分からないとてもいい映画でした
トム・ハンクスよりもこおいう話はビリー・クリスタルの方がよく似合う
好き好きだけどね
でわでわ
カサブランカとクリスマスツリー
出会いは最悪のイメージというのがハリウッドの恋愛スタイル。時間の経過と恋愛感情が絶妙で、最初からセックスについて語るというのもアメリカ的だし、時折はさまれるビデオレター風の老夫婦オノロケ漫談も素敵。
アカデミー賞授賞式の司会がビリー・クリスタルの時は本当に笑えるのですが、もう司会者はやらないのかな。コメディアンとしての彼がそのまま映画の主人公になった感じで、下ネタも得意なメグ・ライアンとは息がぴったり。
終盤になってくると、友だちだった頃に語りつくしたことが今更何をしゃべればいいのか・・・というところも面白いけど、「本を買ったら最初に結末を読む」という変てこな性格を考えると、未来はいっぱい膨らむように思う。
『恋人までのディスタンス』シリーズなんてのも、この映画の影響を受けてると感じるし、年をとってみると、こういうラブストーリーも有りだなって思う。音楽もハリー・コニャックを中心として大人の雰囲気。そんな中でオールマン・ブラザースが異色です。
恋愛探求
基本、お金かかってない映画好きですが…
DVD200円ゲットシリーズ。思いっきり結末が分かる、が見てしまう...
みんなどこにキュンキュンするんだろう…
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